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右側から写る仙台駅西口

杜の都、仙台。緑豊かなケヤキ並木に囲まれた遊歩道で有名な宮城県・仙台市は、東北地方の中心部として栄えています。
仙台には、5月には青葉まつり、8月には七夕祭り、そして12月にはSENDAI光のページェントと、年間を通して多くの観光客が訪れます。
東北で唯一の政令指定都市でありながら、都会過ぎず田舎過ぎず、どこか懐かしさを感じさせる、温かみのある街です。

今回はそんな杜の都・仙台の中でも、観光客に特に人気のある、仙台南西部に位置する
「秋保温泉」周辺のおススメスポットをご紹介します。

秋保ってどんなところ?

仙台駅から車で30分ほど。奥州三名湯の一つである、仙台の奥座敷。
古くから栄えてきた旅館が立ち並ぶこの秋保は、東北屈指の温泉街です。
季節によってまた違った景色を見せる自然豊かな秋保には、子連れやカップル、女子旅と、
様々なロケーションで楽しめるスポットがたくさんあります。

【観光の拠点、秋保・里センター】

最初にご紹介するのは、秋保温泉の顔となる、最初に訪問するべき観光拠点の「秋保・里センター」です。
ここには「秋保温泉観光案内所」が設置され、観光のスタート地点として誰でも利用できる無料の施設です。

センターの中には、秋保の観光スポット情報や伝統工芸品が展示された展示スペースがあります。
秋保の地理や自然、その歴史を理解することができ、秋保の散策の前に知ることで、
これからの観光をより興味深いものにしてくれます。
また、展示スペースに飾られている「秋保電鉄」のジオラマはお子様連れに大人気!
ボタンを押すと動くので、いつまでも見ていられそうですね。

センターには他にも、秋保の食材を生かして作られるハンバーグドリアで人気のカフェ「HACHI」も併設されています。
ホテルのチェックイン前に小腹が空いてしまっても、こういう場所があると安心ですね。
秋保のお土産も置かれているので、先にここで購入しておくのも旅を楽にするポイントです。

この里センターの外には、無料で利用できる足湯「寿右ェ門の湯」があります。
12月~3月までは利用不可ですが、4月からの土日、11時から16時まで足湯を満喫できます。
大人の自転車の貸し出しも行っているので、秋保の大自然を味わいながらサイクリングを楽しむことができます。
はじめに保証料金を支払う必要がありますが、返却すれば戻してもらえるので、実質無料でレンタル可能です。 

【落差55メートルの大滝は圧巻!秋保大滝】

正面から写る秋保大滝

次にご紹介するのは、幅6メートル、落差55メートルを誇る「秋保大滝」です。
日本の滝百選にも選ばれたこの大滝が流れる様は、まさに絶景!夏は大変涼しく、
滝つぼで潜ったり泳いだりする人の姿も見かけます。
秋には鮮やかな紅葉も楽しめ、季節によってまた違う姿を見せてくれます。

駐車場のすぐ近くには見晴台があり、赤ちゃんや足の不自由な方も大滝を見下ろすことができます。
そこから川沿いには遊歩道も整備され、15分ほど歩けば、滝つぼのすぐ近くまで行けるので、
迫力満点の滝を、その水しぶきを感じながら見上げることができます。

秋保大滝の滝つぼ近くの人々

滝つぼでは興奮したお子様がはしゃいで濡れてしまう光景もよく見かけますので、
濡れても良い服や着替えを準備した上でお楽しみください。
遊歩道も、でこぼこ道や小さな段差、石ころも多く、お子様が歩くには険しく、大変な箇所もあります。

お子様だけでなく大人も、サンダルやブーツ等ではなく、普段履きなれたスニーカーで歩くことをお勧めします。

秋保大滝近くには秋保大滝植物園や秋保大滝不動尊があり、そこからも大滝を眺めることができます。
見るところによって、秋保大滝の姿をあらゆる角度から味わえ、そのときの感動もまた様々でしょう。
滝つぼ近くの大滝だけを見て満足してしまいがちですが、ぜひ色々な場所から、その迫力をお楽しみください。

【恋人の聖地・磊々峡】

次に、間近に峡谷美を味わうことのできる、「磊々峡」をご紹介します。
磊々峡とは、名取川に削り取られて出来た巨岩奇石が作り出す美しい渓谷です。
珍しい漢字ですが、「らいらいきょう」と読みます。
この「磊」という字は、まさにこの渓谷の景色と同様に、石がゴロゴロしている様を言います。
急流により侵食された渓谷の長さは650メートルで、その深さは深いところで20メートルにも及びます。
覗橋から続く磊々峡

磊々峡は、秋保温泉の入口近くの「覗橋」から上下流1キロにわたって続いており、
この橋を挟むようにして遊歩道が整備されています。
秋保大滝同様、この遊歩道も、観光客が歩きやすいよう極力きちんと作られたものですが、やはり急な斜面や足場の悪い箇所なども所々見受けられます。
履きなれたスニーカーで、お子さんの手を取りながら歩くことをオススメします。
磊々峡のハート形の岩のくぼみ
磊々峡で有名なのは、桂由美さんが企画した「恋人の聖地プロジェクト」で認定された、「覗橋♡ハート」です。
全国各地のラブパワースポットの1つとして話題になりました。
長い年月をかけて自然に出来上がった磊々峡の「ハート型の岩のくぼみ」を、恋人と一緒に見ると幸せになれるという、ロマンティックなお話です。
それが本当かどうかは信じる人次第…ということにしても、思わず可愛い!と声が出ちゃいそうな、そんな素敵な「覗橋♡ハート」を、ぜひ探してみてくださいね。

【美しい小宇宙を体感!仙台万華鏡美術館】

万華鏡の内部

次は、「仙台万華鏡美術館」をご紹介します。
秋保温泉郷の入り口近くに、赤いクリーム色の可愛い建物があります。
万華鏡の魅力がたくさん詰まったこの「仙台万華鏡美術館」は、1998年に開館され、見て触れて感じることのできる、体験型の万華鏡ミュージアムです。
  
館内には、5つの展示室があり、大型の万華鏡や水で動く万華鏡、展示ケース自体が万華鏡になっている万華鏡など、ユニークな作品が多々飾られています。
美術館では珍しい、写真撮影ができるスポットもあります。『万華鏡の母』Cozy Bakerさんが寄贈したアンティーク作品など、歴史を感じることもでき、季節ごとに変わる展示ブースもあり、何度来ても新鮮です。 

万華鏡の内部

また、美術館と聞くと子連れには敷居が高く感じてしまいますが、この「仙台万華鏡美術館」は、お子様連れでも楽しむことができます。
それは万華鏡の”手作り体験”ができるからです!
「かんたん体験」では、好きな筒にビーズを選んで入れるだけで、あっという間にオリジナルの万華鏡を作ることができます。
5~10分で完成するので、まだ集中力のない幼児さんでも大丈夫。
予定通りに動くのが難しい、小さなお子様のいるご家族にとっては、予約不要で作成できる点もおすすめポイントです。
もちろん、本格的なオイルタイプの万華鏡が作れる「着せ替え万華鏡体験」や、天然石入りの特別な万華鏡が作れる「天然石の手作り万華鏡体験」もあり、大人の方も十分に楽しむことができます。

1階にはミュージアムショップがあり、ご家族やご友人へのお土産に万華鏡を買って帰ることができます。
手ごろなものから、作家さんの作る本格的な万華鏡まで、幅広く販売されています。
旅の記念に自分へのプレゼントとして買うのも素敵ですね。

▼おわりに

今回は秋保温泉周辺の観光スポットを4つご紹介しました。
ここではご紹介できませんが、秋保温泉組合に加盟する旅館は10以上もあります。
自分に合った温泉宿を選ぶのもまた一つの楽しみです。
温泉に癒されながら、自然豊かな秋保の観光地を満喫し、旅の思い出の1ページにしてくださいね。