湯河原でゆっくり出来るおすすめ観光スポットを紹介
日頃の疲れを取るために、温泉に入って美味しい物を食べてゆっくりしたいですよね。
その願いが叶う場所が、湯河原です。
都内からのアクセスもよく温泉街として有名な湯河原。
神奈川県の南部にある、足柄下郡に位置し、
週末となると多くの観光客で賑わいます。
温泉宿の他にも、多くの見所や美味しいグルメもあります。
そんな湯河原のおすすめスポットをご紹介します。
湯河原までのアクセス
湯河原までは、都内から車で約1時間30分、電車で約2時間です。
車で行く場合は東名高速から小田原厚木道路を通ると早いです。
電車で行く場合はJR東海道本線上野東京ラインに乗り湯河原駅まで乗り換えなし一本で行けます。
東京駅から行くなら片道1694円(ICカード利用時)で行くことが出来、
もしお金をかけてでも早く湯河原に行きたい方は、新幹線も出ています。
東海道新幹線で東京駅から48分、値段は3930円で行けます。
湯河原おすすめ観光スポットその① 湯河原駅
それでは、これから観光スポットのご紹介に移ります。
まずは、湯河原駅です。
新国立競技場の設計も手掛けた、建築家の隈研吾さんがデザインした湯河原駅広場は、
木のぬくもりと湯けむりを感じるあたたかな広場」、
「観光客も住民も気軽にふれあえるコミュニティとしての駅前広場」
をコンセプトに作られました。
ここには、陶板レリーフや、温泉地も掲載している観光案内板、手湯、ドライミスト、
無料Wi-Fiスポットなどが設置されています。
湯河原は、日本を代表する歴史ある温泉街ですが、近隣の熱海や箱根のように
大きなホテルがあるわけではありません。
小さな旅館が立ち並ぶ、なんとも人情ある暖かい街なのです。
建て替え前の湯河原駅の外観はデザイン性はほとんどなく古びた姿をしていましたが、
2017年の建て替え後は湯河原本来の温もりを感じるデザインになっています。
駅舎からの木漏れ日を感じ、正面にある手湯からモクモクと出る湯煙に心躍るはずです。
湯河原駅改札を出たてすぐの所には、バスロータリーやタクシー乗り場などがあり、観光客に優しい作りになっています。
湯河原おすすめ観光スポットその② らぁ麺屋 飯田商店
今回紹介するラーメン屋は、数多くのラーメン特集の雑誌にも掲載され、
2010年にオープンして以来、人気の絶えないラーメン屋です。
2017年から2018年にラーメン業界の最高権威とも言われる「TRYラーメン大賞」
を連続で受賞しており、コンビニでも商品化されているので、
名前だけ聞いたことがあるという方もいるのではないでしょうか。
飯田商店のラーメンは朝早くから整理券をもらう形式となっているほど、
地元民だけではなく、
全国的にも人気で一度食べたらやみつきになるラーメン屋です。
ここからは整理券をもらう時の注意点と、大人気な飯田商店のラーメンを
ご紹介します。
飯田商店は11:00から15:00までの4時間営業ですが、開店時間に並ぶのではなく、
朝の7:00、8:00、9:00、10:00、10:30のタイミングで配られる整理券を
もらう必要があります。
整理券をもらう際、11:00〜15:00の間で時間を指定されるので、
指定時間の説明を受けたら、一度解散する形式になっています。
なお、車で来訪する方は、専用の駐車場がありますが数に限りがあるため、
駐車することができない場合もあります。
近くにコインパーキングもありますが、駐車場所を探すのに
時間がかかる可能性もあるので、
余裕をもって並びに行くことをおすすめします。
指定された時間に行くと、お店の横にベンチがあるので座って待機します。
待機していると整理券に書かれている番号で呼ばれるので、
入店してすぐの所にある券売機で食券を購入します。
店内は高級寿司店さながらのカウンター席と、
奥には家族連れでも座れる広めの席があります。
今回は飯田商店で人気な「しょうゆチャーシュー麺 」をご紹介します。
3種類のチャーシューが盛り付けられた贅沢な一品です。
スープの香りがとても上品で、スープは優しいしょうゆ味に鶏のコクのある味、
あっさりしていて飲みやすいのに味わい深いです。
滑らかでもちもちとした自家製の細麺は、
スープと絡みやすくて美味しく、最高の相性です。
どれも肉の旨味があって個性のあるチャーシューでした。
湯河原おすすめ観光スポットその③ 温泉旅館ふきや
湯河原には1300年以上前から温泉の文化が広まり、現在でも多くの人が温泉を楽しむために訪れます。
今回ご紹介する温泉旅館ふきやは、湯河原駅からタクシーで10分のところにある、老舗温泉旅館です。
この旅館は、硫酸塩泉の優しい肌触りが人気の名湯に加え、
丹精込めて作られた日本料理の夕食が口コミでも評判です。
更に、日帰りプランもありふきやの温泉と夕食だけを楽しみにくる常連客も多いそうです。
ここでは伝統的な数寄屋造りの客室と湯河原の山々を眺めながら7つの湯巡りが出来、
非日常体験と最高のおもてなしを楽しめます。
ふきやには宿泊プランの他にも日帰りプランの「温泉と美味しい料理を食べてゆったり8時間滞在コース」があります。
13:00〜21:00までの時間限定ではありますが、充分満足していただけるはずです。
ふきや自慢の日本料理をランチではなく夕食に出してもらえ、
料理のボリュームと味、見映えは本当に一級品で、最高の満足感を味わうことが出来るはずです。
1階から4階まであるふきやですが、足が悪い方や高齢者の方も楽しめるようにバリアフリーの作り担っているのが魅力的の一つ。
廊下やエントランスなどにその年の干支の置き物が置かれていたりと、ほっこりさせてくれます。
魅力的な広々としたお部屋
「温泉と美味しい料理を食べてゆったり8時間滞在コース」のお部屋は8畳+4.5畳+広縁+檜風呂付きの部屋を利用することが出来ます。(部屋の指定は不可)
都会の喧騒を離れて、非日常感を味わえるお部屋になっています。
部屋からの景色は最高で、広縁の椅子に座って向かいに見える箱根の外輪山は、四季折々の姿を楽しむことが出来ます。
お部屋に置いてある浴衣は、大中小と3種類のサイズから選ぶことが出来、帯は複数種類ある色から自分のお気に入りを選んで楽しめます。
洗面台には、石鹸、ボディソープやシャンプー、化粧水や乳液はもちろん、
ベビー用ソープなど、スキンケア系のアメニティーが数多く並んでいるので
女性にはとても嬉しいポイントですね!
洗面台の隣には内風呂の檜風呂があり、浴槽の大きさは大人の男性が足を伸ばして
入れるくらい大きいサイズとなっています。
大自然を眺めながらの貸し切り露天風呂、大浴場
なんと言ってもふきやを満喫するなら、貸し切り露天風呂は欠かせません。
外輪山の四季を感じながら、手足を伸ばして最高の景色を独り占め
出来るのは、非日常な体験になるでしょう。
寒い冬は景色を眺めながら長湯してしまうことも…
開放感のあるこの空間に満足しない人はいないはず。
貸し切り露天風呂は3階の4階にあり各階ごとに作りが違うことから、貸し切り露天風呂と一括りにはせずに、是非ともどちらもお楽しみください。
貸切露天風呂は予約制なので、希望の時間に入れなかった方は、1階の大浴場かお部屋の檜風呂を楽しむのも手です。
1階には大浴場があり、男女ごとに時間交代制で分けられています。
大浴場の脱衣所が広くお客さん同士の距離を保てる点はとてもオススメです。
特徴としては、お昼過ぎには太陽が差し込む作りになっています。
天気が良い日は大浴場と繋がっている露天岩風呂も是非ご堪能下さい。
どの脱衣所にも備え付けのタオルがありお部屋から手ぶらで来ることが出来ます。
ドライヤーやスキンケア系も置いてあるので、自分の好きなタイミングで使えることもおもてなしですね。
夕食の絶品料理フルコース
13時にチェックインして温泉を満喫したり、お部屋で休息をとっている間に、
いよいよ夕食の料理がお部屋に運ばれてきます。
本日のコースは全11品の日本料理です。
食前酒には梅酒を頂き、予定していた時間ぴったりから料理が運ばれてきます。
この日のメインは河豚鍋。
河豚鍋が出てくる前から、河豚の薄造りや河豚皮などの高級食材を使った料理を満喫することが出来ます。
どの料理も器から盛り付けまでこだわりがあり、なんとも
豪華なフルコースです。
最初の料理が到着してから最後のデザートが出てくるまで約2時間、食べ応えたっぷりの、大満足な夕食です。
時間をかけて食べる夕食というのも、なかなか味わえない、非日常ですね。
ふきやは家族や夫婦で来るも良し、奮発してカップルで記念日に来るも良しの、極上のおもてなしが受けれる隠れた名旅館。
時間を忘れ貸し切り露天風呂から見える絶景を楽しめ、絶品料理に舌鼓出来る
ふきやに、是非足を運んでみてください。
おわりに
今回は主に湯河原の有名スポットや美味しいラーメンのご紹介をしました。
何と言っても貸し切り温泉と絶品料理は貴重な思い出になるはずです。
湯河原には多くの歴史ある旅館がたくさんあるので、是非自分好みの旅館を
見つけてみてください。
都内からのアクセスもよく、綺麗な駅舎があなたを向かい入れてくれますので
湯河原の旅を心ゆくまで楽しんでください。