キャンプで飲みたいコーヒーにあったケトルをご紹介!

 

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自制が続くこんな状況だからこそ、たまの大自然でのキャンプには心が癒されますよね。自然は人間の副交感神経を活性化させ、日中にたまった疲れやダメージを回復させる力があります。

日頃の暮らしでは「興奮」と「脅威」といった感情が刺激されやすく、安らぎなどの「満足」感情が活性化しにくいです。自然はこれらの感情3種「興奮」「満足」「脅威」をバランス良く刺激してくれるため、月に3~4回ほどアウトドアに出かけるのを推奨する本もあるほど。

今回はそんな安らぎたくさんのキャンプの中でも、さらに「ホッ」とする瞬間を与えてくれるコーヒーのひとときにスポットを当て、キャンプコーヒーで使えるオススメのケトルを紹介していきます。 

キャンプで使えるケトルの種類

ケトル本体の形状によるカテゴリー

①やかんタイプ

近年ではあまり見かけませんが、昭和の家庭でオーソドックスに使われていたやかんタイプのケトル。アウトドア向けにも多くの商品があります。

メリットは底面の広さ。熱源である火を効率的に受け止めることができるので、早くお湯が沸きやすく、転倒しにくい安定さも持っています。軽量・コンパクトなモデルが多く、ソロキャンプや登山などに適しています。

デメリットは取っ手が短く上部に設置される設計のため、焚き火には向かない点。注ぎ口が短いタイプはコーヒー向きではないため、注意が必要です。

②縦長タイプ

縦長タイプは容量が大きいのでファミリーやグループなどの大人数キャンプに適しています。取っ手が側面に付いているため注ぎやすく、焚き火の際も必要な底面のみに火を当てることも可能です。

デメリットはお湯が沸く時間がかかることと、かさばるため持ち運びし難い点があげられます。

③寸胴タイプ

寸胴タイプのケトルは湯沸かしにも調理にも使えるのが嬉しいところ。1台で2役の目的を果たせるので、荷物を少なくしたい人におすすめです。ただし、注ぎ口がなかったりするので、コーヒーを注ぐ点に関しては向かない場合が多いでしょう。

ケトルの注ぎ口タイプの違い

①細口タイプ

コーヒーを注ぐ際、初心者にも扱いやすいのが「細口」タイプのケトルです。本体から先端まで一定の細さであるため、ゆっくりと定量のお湯を注ぐことができます。口のサイズが小さいので、狙ったポイントにピンポイントで注ぐことも可能。初めてコーヒーケトルを選ぶ人にピッタリのタイプです。

②鶴口タイプ

「鶴口」タイプの注ぎ口は本体の根元が太くなっており、先端に行くにつれて徐々に細くなり、横から見た姿が「鶴」のように見えることから、そう呼ばれます。このタイプはお湯の量をコントロールし易いのが特徴です。傾け方ひとつで、多めに注ぎたい場合も1滴ずつ注ぎたい場合も対応可能。ただし、コントロールはやや難しいため、中~上級者向けの注ぎ口と言えます。

ケトルの材質

①ステンレス

ステンレス材質のケトルは初心者におすすめです。軽くて丈夫でサビにくく、耐久性の面で安心できます。様々なメーカーが取り扱っており、広く普及した素材です。デメリットは保温性の低さとやや熱伝導率が低い点ですが、その使い安さと長持ちする点で十分欠点を補えていると思います。

②銅

銅製のケトルはなんといっても熱伝導率の高さがウリです。広く普及している金属の中でも銀に次いで高く、スピーディにお湯を沸かすことができます。また、銅は使用しているうちに色味が変化するため、経年による色味の変化を楽しむのも一興ですね。内側にはメッキ処理が施されているため、サビも問題ありません。

③アルミ

アルミ材質のケトルは軽さが特徴。ステンレスおよび銅の比重と比較して約1/3になるため、持ち運びや手軽さが◎。熱伝導率もステンレスと銅の間程度でどちらかと言えば高い部類に入ります。

④ホーロー

ホーロー(琺瑯)とは、鉄・アルミなどの金属にシリカ(二酸化ケイ素)を主成分とするガラス質の釉薬(ゆうやく)を高温で焼きつけたものです。特徴は保温力の高さと自由度の高いデザイン性。様々な色を釉薬によって表現できるため、色彩のバリエーションが豊富になるのです。

キャンプにぴったりのコーヒーケトル

ここからは実際にキャンプでコーヒーを飲む際にピッタリのケトルを紹介していきます。「コーヒーを注ぐ」ことに特化したいため、注ぎ口を細口タイプと鶴口タイプの2種に絞って紹介します!

注ぎ口の形状:細口タイプ

 

ハリオ V60ドリップケトル・ヴォーノ:VKB-100HSV

細口なので湯量のコントロールは抜群で、ポタポタと点滴のように落とす繊細な注ぎ方もできちゃいます。正にコーヒーを淹れるために生まれてきたような商品。

ステンレス素材のため色彩は無機質にもかかわらず、三段の丸みを帯びた本体はどこか愛くるしさを感じるのも魅力的。熱伝導率が低めのステンレスですが、弱点を補うように底面は広い形状をしています。ハンドルはウェービング形状で手に馴染みやすく、材質はフェノール樹脂のため、水の沸点近辺でも問題なく素手で掴めます。

コーヒーショップなどでもよく使われているため、見かけると親近感が湧いてきます。一点注意すべき点は、強火では樹脂まで火が回ってしまうため、中火以下で使いましょう。

【仕様】

  • サイズ(mm):幅295×奥行144×高さ130
  • 重量(g):420
  • 材質:本体・蓋 ステンレス、取手・ツマミ フェノール樹脂
  • 実用容量(ml):600
  • カラー:ヘアラインシルバー
  • 直火:OK

竹井器物製作所 フィーノ コーヒードリップポット 1.2L

フィーノ コーヒードリップポットは新潟県燕市で作られたケトルです。なんといってもその特徴はIH、ガス、エンクロヒータ、ラジエントヒータ、ハロゲンヒータ、シーズヒータなど「全ての熱源」に対応している点です。

見た目は鏡面磨きを施されたピカピカボディ。本体と注ぎ口の繋ぎ目には溶接を用いていないため、綺麗な付け根を表現。蓋が落ちにくいという点も魅力です。レビューでは真横に傾けても落下しなかったという口コミもあるほど。持ち手も樹脂製であるため、素手で持てますし、その角度は注ぐ時の手にかかる負荷を最小限に設計されています。

【仕様】

  • サイズ(mm):幅295×奥行145×高さ190
  • 重量(g):420
  • 材質:本体・蓋 ステンレス、取手・ツマミ フェノール樹脂
  • 満水容量(ml):1,200
  • 実用容量(ml):800
  • 直火:OK

KINTO(キントー) プアオーバーケトル 900ml

シンプルな形状と色合いによる上質なデザインに魅かれるユーザーが多いKINTO製のプアオーバーケトル。特にブラックは黒一色で、洗練された統一感を感じます。

湯量のコントロールはもちろん、嬉しいのはフラップ式の蓋です。親指一つで簡単に開閉ができるため、両手で蓋をあけるというストレスがありません。フラットな外形に対して半円状に膨らんだハンドルも手首の負担を和らげるために考慮された設計。しかし、ナイロン製のためか、高温になり素手では持てなかったという口コミもあるため、注意が必要です。

【仕様】

  • サイズ(mm):φ90xW225×D116×H135
  • 重量(g):約430
  • 材質:ステンレス鋼、ナイロン
  • 実用容量(ml):900
  • カラー:ホワイト、ブラック、ステンレス素材面(鏡面・ヘアライン)
  • 直火:OK

注ぎ口の形状:鶴口タイプ

キャプテンスタッグ ホーローコーヒーポット:UH-525

耐久性・耐熱性に優れたホーロー製の特徴を活かしたデザインセンスの光る一品。キャンプの直火にあぶられてススがついても洗えばしっかりと綺麗に落ちます。

見た目ほど重さを感じないとう意見が多く、重量もさほど気にならないといった印象。さすがに水が沸騰する付近では素手では触れないものの、コーヒーを淹れる温度では取っ手を素手で握ることもできます。見た目がオシャレなので、是非マグカップと合わせて購入したい商品です。

【仕様】

  • サイズ(mm):幅110×奥行208×高さ190
  • 重量(g):620
  • 材質:ほうろう用鋼板(表面:ほうろう)
  • 満水容量(ml):1,100
  • 実用容量(ml):700
  • カラー:ホワイト、レッド、ブラウン
  • 直火:OK

カリタ Cu ケトル 700

ドリップポットで有名な総合メーカー「Kalita(カリタ)」の商品は銅製のポットをご紹介します。このポットは、熱伝導率の高さに加え金槌で成形された凹凸模様がなんとも言えない渋みと深みのあるビジュアルを与えてくれます。また、銅製は焚き火で燻されるほどに色味を変化させるため、使い込むほどに味わい深さを感じることができます。

ホット内部はメッキ加工されているため防錆対策も◎。お値段も気軽に手が出る金額ではないですが、キャンプ中級~上級者にはオススメしたい一品ですね。注意点はIHも食洗器による洗浄も不可である点です。

【仕様】

  • サイズ(化粧箱)(mm):幅190×奥行115×高さ175
  • 重量(g):576
  • 材質:銅製
  • 実用容量(ml):700
  • 直火:OK

野田琺瑯 ドリップケトルⅡ:DK-200〇〇(色)

かわいさあふれるカラーバリエーションがウリの野田琺瑯「ドリップケトルⅡ」。伝統的なやかんタイプですが、そのポップなカラーとフォルムにより人気を博しているケトルです。

取っ手は本体幅と同じくらい長く両手持ちすることも可能で、安定感のあるどっしりとした印象も高評価につながっている模様。鶴口ですが、細くゆっくりとお湯を注ぐことができます。

【仕様】

  • サイズ(mm):幅220×奥行180×高さ220
  • 重量(g):約850
  • 材質:ホーロー用鋼板(ホーロー加工)
  • 実用容量(ml):2,000
  • カラー:ホワイト(W)、キャメル(CA)、オリーブ(OL)、レッド(R)、ネイビー(NB)、ブラック(BK)、オレンジ(OR)
  • 直火:OK

総評

今回の記事ではキャンプ用のケトルでも「コーヒー」に焦点を当てた内容としたかったため、注ぎやすさを重視し、細口タイプと鶴口タイプの2種類の切り口でまとめてみました。

「ホッ」とする瞬間を増やして心身ともにリフレッシュするためにも、是非キャンプなどのアウトドアシーンでコーヒーを淹れてみてくださいね。