キャンプで使えるおすすめのコンロはどれ?!シーンに合った選び方を徹底解説!
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キャンプの醍醐味といったらいろいろ思い浮かびますが、やっぱり美味しいキャンプ料理ですよね!自然の中で食べるだけでも十分に気持ちいいものですが、料理に相応しくないギアで準備に手間取ったりして、せっかくの気分を害してしまったという経験、ありませんか?
シーンに見合ったギアを選ぶことでより一層キャンプを楽しむことができるはずです。そこで、この記事では、キャンプ料理での必需品、コンロについておすすめの商品を紹介していきます。なかなか外に出ずらい状況ではありますが、せめて機能的なギアで気分を盛り上げたいものですよね。
紹介したものの中にはflariiでレンタルできるものもあるので、是非レンタルしてみてはいかがでしょうか。
キャンプ用コンロの基本
コンロ・バーナーとは?
コンロを漢字で書くと「焜炉」。直接的な食品支持部を有しないもので、電気・気体・液体・固体燃料を熱源とする調理器具です。要するに、炊事の際に用いる燃焼器具の総称となります。
一方、バーナーとは英語で「burner」。「burn」が燃える・燃焼するの意味なので、燃料と空気を混ぜて燃焼させる装置のことです。
イメージとしては、バーナーが火を発生させる「口」で、コンロが「燃料や五徳(ゴトク:鍋やヤカンなどを置くための支持具)、バーナーをひとまとめに表した器具」といったところでしょうか。
コンロの種類
①シングルバーナー
最もポピュラーなコンロです。その名の通り燃料する口が1つなので、最大のウリはその手軽さ。軽量でコンパクトなのでソロキャンプはもちろん、ファミリーやグループキャンプにおいてもサブコンロとして活躍すること間違いなしです。
注意する点は、小さいだけに上に大きい鍋などを載せると安定感に欠けるというところです。コーヒーなど、ちょっとした飲み物のために使ったりするのが良いでしょう。
②ツーバーナー
自宅の固定コンロと同じような感覚で使えるのがツーバーナー。しっかりした筐体で平面の面積も大きいため、大きくて重い鍋にも対応できます。片方でカレーを煮込みながら別口で食材を焼くこともできます。中~大人数のグループキャンプにぴったりですね。
デメリットはその大きさと重さ。車に積み込む際はスペースを取られるのでサイズはチェックしましょう。
③カセットコンロ
使い勝手が最も良いのがカセットコンロでしょう。構造もシンプルでガス缶の交換も簡単です。何より、普段から使い慣れているという点が多くの人にとってメリットでしょう。家庭用のガス缶(CB缶)が使えるのでコスパも◎。ツーバーナーと比較しても2周り程度小さいので持ち運びもしやすいです。
家庭用に設計されているタイプは屋内向けの仕様であるため、風や安全性を考えてしっかりとアウトドア向けの製品を選びたいところです。
④焚き火台
気体・液体の燃料に頼らず、自然の薪や炭を使いたい!という本格派の人におすすめです。着火にコツが必要だったり、追加の薪をくべたりと手間はかかりますが、その手間も一興。ゆらゆらと揺らめく炎とパチパチを音を立てて燃える様子は見ている者に安心感を与えてくれるでしょう。
また、炭はバーナーによる炎とは異なり、遠赤外線を強く発生するため、食材のうまみを閉じ込めたまま内部までしっかりと火を通すことができるのが嬉しいところ。最近ではジェルタイプの着火剤も市販されているため、ぜひ焚き火式のコンロにも挑戦してみてください。
ガス缶の種類
①OD缶
OD缶は「Out Door缶」の略称で、そのままオーディー缶と呼ばれます。アウトドアユースを目的とされているため、ボディーが2部品のみの丈夫な構造をしています。また、寒冷地などの低温でも安定した出力が得られるなどのメリットがあります。(※後述するガスの種類もチェックが必要です)
デメリットとしては、購入できる場所がアウトドアショップなどに限定されることや、次に記載するCB缶よりも高価であることが挙げられます。ですが、OD缶ならではの見た目が、アウトドア気分を盛り上げてくれるといった副次効果も期待できそうですね!
②CB缶
出典:楽天市場
CB缶は「Cassette Gas Bombe」の略称で、シービー缶と呼ばれます。家庭用のカセットコンロに用いられ、コスパが良いのが特徴です。部品点数は3部品からなり丈夫さではOD缶に劣ります。しかし、コンビニや100円ショップでも手に入れられるという手軽さが大きなメリットです。
ガスの種類
3種類のガスが主流
先ほど説明したOD缶、CB缶の中に入っているガスは基本的には同じで以下の三つになります。
- 液化ブタン
- 液化イソブタン
- 液化プロパン
それぞれの違いを下にまとめてみました。
ブタン | イソブタン | プロパン | |
沸点 | -0.5° | -11.7° | -42.1° |
価格 | 安 | 中 | 高 |
火力 | 低 | 中 | 高 |
沸点とは、その液体が気化するときの温度です。つまり、沸点が低ければ低いほど、寒冷地などの低温でも燃えやすいということになります。なので、同じガス缶でもしっかりの中に入っている気体をチェックして、季節にあったガスを選ぶようにしましょう。
一般的には春・夏などの温かい季節・場所で使うものは「レギュラータイプ」、秋・冬などの寒い季節・寒冷地で使うものは「パワータイプ、パワーガス」などといった表記がされているようです。
※市販品の表記を見ると、レギュラータイプはブタン・イソブタンの混合ガス。パワーガスタイプはイソブタン・プロパンの混合ガス。といった例があるようです。(メーカーにより異なります)
ガス以外の燃料
ガソリン(ホワイトガソリン)
ガス以外の燃料ではガソリンが普及しています。ガソリンといっても通常の自動車に使われるものとは違い、アウトドアで使われるガソリンはホワイトガソリンと呼ばれます。自動車に使われるガソリンを「赤ガス」、ホワイトガソリンを「白ガス」と呼ぶ通称もあり、色で用途がイメージできますね。
赤ガスと白ガスの違いを簡単に言うと、品質の違いになります。赤ガスは自動車のエンジンに使われるため、原料のナフサは不純物を少なくするために特殊な精製方法を用いています。また、「オクタン価」と呼ばれるノッキング(振動・打撃音)のし難さも規格が厳しく規定されているため、白ガスに比較して効果になります。
一方白ガスのそういった特殊な製法ではなく、オクタン価も赤ガスの半分程度の値となっている。内燃機関には向かないが、「モノを燃焼させるには十分」といった認識でいいでしょう。
ホワイトガソリンのメリットはその安定したパワー(出力)です。寒冷地や高所地でも安定した火力を提供して、風にも強い。コンロ以外にもランタンにもよく使用されています。
デメリットとしては、液体のため重い。また、着火時にポンピングという作業が必要になり、慣れていない人は億劫に感じてしまうかもしれません。
シングルバーナーのオススメ4選!
ここからはおすすめのコンロについて、メーカーごとに紹介していきます。それぞれの持つ特徴をつかんで、シーンに合ったギアを選びましょう。
イワタニ
ジュニアコンパクトバーナー:CB-JCB
Amazonや楽天市場の売れ筋ランキングでNo.1を獲得したことのあるイワタニ製の「CB-JCB」。軽量・コンパクトな上、家庭用CB缶を使用できるため、コスパに優れている点が嬉しい。キャンプはもちろん、そのコンパクトさを活かしてツーリングや災害時にも使えそうですね。
一点気になった商品レビューとしては、ガス缶が冷えると途端に火力が下がったというもの。これは液化ブタンをメインに使った家庭用ガス缶では仕方ないのかもしれませんね。
【仕様】
- 使用時サイズ(mm):幅155×奥行155×高さ127
- 収納サイズ(mm):幅82×奥行68×高さ109
- 重量(g):約274
- 材質:本体 アルミニウム、バーナー・五徳・脚・風防 ステンレス
- 燃料:専用CB缶
- ガス消費量(g/h):約194
- 最大発熱量(kcal/h):2,300
- 対応鍋径:180mm(目安)
- 付属品:専用ハードケース
スノーピーク
HOME&CAMPバーナー:GS-600
次に紹介するのがコアなファンも多いスノーピーク社の「GS-600」。こちらのコンロはなんと言ってもそのオシャレ感に魅かれるのではないでしょうか。使用時は筐体内に収納されたバーナー・五徳を広げて使います。それぞれの部位は全て繋がっていて、伸びるよう可動するので、変形式のおもちゃを組み立てている感覚に近いです。L字型の一体感ある形はスタイリッシュですね。収納時は円筒形の筐体にすべてが収納される点も◎。五徳が大きいので直径30cmの鍋にも対応しています。
デメリットとしては、ブランド力があるだけに高価であること。また、ほとんどの部品が一体式ということもあり、無理に力を加えたりすると破損してしまうといった点が挙げられます。
【仕様】
- 使用時サイズ(mm):幅301×奥行346×高さ120
- 収納サイズ(mm):90×120×255
- 重量(g):約1,400
- 材質:ステンレス、スチール、アルミ、ブラス、樹脂、ゴム
- 燃料:専用CB缶
- ガス消費量(g/h):約178
- 最大発熱量(kcal/h):2,100
- 対応鍋径:MIN140mm~300mm
SOTO
レギュレータストーブ:ST-310
次に紹介するのはこちらもコアなファンが多いSOTO社の「ST-310」という子コンロ。SOTOは「新富士バーナー株式会社」という日本の会社が作ったアウトドアブランドです。
ST-310の特徴はコンパクトで組み立てが簡単であること。そして最大のメリットが「弱火」です。「マイクロレギュレータ」という特殊な調節機能を搭載していて、弱火での安定性が高い点です。弱火でじっくりコトコト煮込みたいという時は重宝しそうです。また、時間経過とともに低下するボンベ圧力の影響を受け難いため、寒冷地でも安定した火力を提供できます。
注意したい点として、五徳と脚が一体の形状をしているため、不意に脚に接触してしまうとヤケドの危険性があります。また、点火スイッチが本体下部に位置し、しかもかなり小さめなため押しにくいといった点が気になるところでしょうか。
【仕様】
- 使用時サイズ(mm):幅166×奥行142×高さ110
- 収納サイズ(mm):幅140×奥行70×高さ110
- 重量(g):約350(本体のみ)
- 材質:バーナー・器具栓ツマミ ステンレス、ボンベホルダー・点火スイッチ 樹脂
- 燃料:専用CB缶
- 最大発熱量(kcal/h):2,500
- 付属品:専用収納ケース(ソフト)
キャプテンスタッグ
オーリック 小型ガスバーナーコンロ:M-7900
最後に紹介するのがキャプテンスタッグ製の「M-7900」。こちらのコンロのウリは、コスパと2段階の五徳調整機能でしょう。上記4種の中でも火力は2,700cal/hと最高値にもかかわらず、価格が最安値なのでコスパが◎。また、五徳のサイズが2段階に調節可能できます。小さなコップから家庭用の26cmフライパンにも対応できるので、調理器具によってじゃんじゃん変えていきましょう。また、大きめの火力調整ツマミと点火スイッチなので初心者でも扱いやすいのも嬉しいポイント。
デメリットとしては、「ケースが重たい(約90g)」「風に弱い」「点火器が壊れやすい」などが挙げられます。Youtubeのレビューをみると、低価格なのでこれらのデメリットと上手く付き合っていくという考えの方もいるようです。
【仕様】
- 使用時サイズ(mm):幅125×奥行125×高さ85
- 収納サイズ(mm):幅117×奥行105×高さ65
- 重量(g):約300(コンロのみ)
- 材質:五徳 鉄、バーナートップ ステンレス、器具栓 ブラス
- 燃料:専用OD缶
- ガス消費量(g/h):約225
- 最大発熱量(kcal/h):2,700
ツーバーナーのオススメ4選!
続いてファミリー・グループキャンプに向いているツーバーナータイプのおすすめコンロを見ていきましょう。
コールマン
パワーハウスLP:ツーバーナーストーブⅡ
アウトドア・キャンプ用品といったらやっぱりコールマンですよね。特にこの「パワーハウスLP ツーバーナーストーブⅡ」は定番商品で、ツーバーナーコンロとして長年愛用されている方も多いのではないでしょうか。
3,500kcal/hの大火力バーナーを2口備えているため大きめの鍋でも安心して料理できます。組み立ても簡単で、底にある足と背面と側面の風防を起こすのみ。筐体裏面のOD缶取り付けも、缶をクルクルと時計回りに回すだけで取付けることができます。
収納時の厚さは7mmで重さも約4.2と軽量。カラーバリエーションもグリーンとレッドに加え2021年には「バターナッツ」が登場。レトロな雰囲気を味わいたい人は必見の一品ではないでしょうか。
【仕様】
- 使用時サイズ(mm):約640×325×520
- 収納サイズ(mm):約540×325×70
- 重量(g):約4,200
- 材質:スチール、ステンレス、ブラス
- 燃料:専用OD缶
- 最大発熱量(kcal/h):3,500×2口
- 付属品:専用ハードケース
ユニフレーム
ツインバーナー:US1900
続いて紹介するのがユニフレーム社の「ツインバーナー:US1900」です。こちらの商品のウリはスタイリッシュな見た目と軽量、そしてパワーブースター機能の3つでしょう。
まず、見た目。使用されている部品のほとんどがアルミとステンレスで作られているため、シンプルで無機質なスタイルが楽しめます。錆にも強いので掃除も楽ちんです。重量は約3.9kgとここで紹介するツーバーナーの中で2番目に軽量で持ち運びに便利。そして、最大のポイントがパワーブースター機能!
本体の下部にCB缶をセットしますが、CB缶を保持する個所に銅製のカバーが付いています。この熱伝導率の高い銅によってガス缶を温めることができるのです。寒さで火力が低下してしまう原因が、ガス缶内の温度低下によるものなので、この機能により、低温時にも安定したパワーの火力を得ることができます。
また、専用のプレミアムガス缶を使用すれば火力は3,900kcal/hにも達する大火力を得ることもできちゃいます。
【仕様】
- 使用時サイズ(mm):約640×325×520
- 収納サイズ(mm):約540×325×70
- 重量(g):約3,900
- 材質:本体・ツマミ アルミ、五徳・バーナー・スタンド ステンレス
- 燃料:CB缶
- 最大発熱量(kcal/h):3,900×2口(プレミアムガス使用時)
- 3,000×2口(レギュラーガス使用時)
- 付属品:(プレミアムガス缶)
SOTO
レギュレーター2ツーバーナーGRID:ST-526
次に紹介するのがSOTO(新富士バーナー社)の「レギュレーター2ツーバーナー:ST-526」です。こちらの商品も楽天やAmazonで上位にランクインする人気商品ですね。特徴はクールな見た目とコンパクトさ。
まずはその見た目ですが、こちらも本体・風防ともにステンレスとアルミでできているためにシルバーのシンプルでスタイリッシュなビジュアルが目を引きます。五徳だけが黒というのも一味違う雰囲気を醸し出しています。
次にコンパクトさ。設置面積は紹介する中でも最小で、重量はたったの2kg強。そして、なんといっても最大のメリットはガス缶が横向きに装着できる点。ほとんどのツーバーナー式コンロは本体の下部に垂直にガス缶をセットするタイプですが、こちらは向かって後ろ向きにガス缶を装着します。これにより、床から五徳までの高さが11.6cmと超薄型!つまり、テーブルの上に置いてカセットコンロのような使い方もできてしまいます。その他、マイクロレギュレータ機能も嬉しいポイント。低温時の出力低下を抑制してくれます。
シンプル・コンパクトを最優先にしたい人に是非オススメします。
【仕様】
- 使用時サイズ(mm):約473×252×145
- 風防不使用時サイズ(mm):約468×251×116
- 重量(g):約2,250
- 材質:本体 ステンレス、五徳 スチール、スタンド・風防 アルミ、点火スイッチ・ツマミ 樹脂
- 燃料:CB缶
- 最大発熱量(kcal/h):2,500×2口
- 付属品:専用収納ケース
プリムス
オンジャ:P-COJ
ツーバーナーの最後に紹介するのがプリムスの「オンジャ」です。こちらの商品の特徴は特徴はスタイリッシュな見た目と持ち運び安さです。
使用時は脚をX字に開脚して使う仕様になっているため、収納時はそのまま本体をパタンと折りたたむだけ。一般的な足を一本ずつ収納する手間がないのがメリットです。また、ショルダーストラップが付属でついているため、肩から掛けて運ぶことができます。木製のボードが付いており、運ぶ時に五徳が腕について汚れるのを防止してくれます。このボードは鍋敷きとしても使用できるというのも嬉しいポイント。
見た目は白いボディに黒い五徳、そしてPRIMUSのロゴが付いたプレートがオシャレ感を出しています。五徳の周囲には風防はありませんが、バーナーの周囲には風防があり、風対策も講じられています。
デメリットとして点火スイッチが付いていないことと、ガス缶を取り付ける際に若干取り付けづらい(脚が邪魔となる)ことでしょうか。
【仕様】
- 五徳サイズ(mm):410×140
- 収納時サイズ(mm):430×140×300
- 重量(g):約3,000(ウッドボード:490)
- 燃料:専用OD缶
- 最大発熱量(kcal/h):3,500×2口
- 付属品:ウッドボード
カセットコンロのオススメ4選!
ここからは手軽さがウリのカセットコンロについて紹介していきます。
イワタニ
カセットフ― タフまる:CB-ODX-1
カセットコンロといったら言わずと知れた「IWATANI」。鍋好きな家庭には必ずといっても良いほど持っているのではないでしょうか。そんなイワタニがアウトドア向けに開発して大ヒットとなったのがこの「タフまる」シリーズ。
特徴はその名の通りのタフネスさと防風機能でしょう。タフまるには「ダブル風防ユニット」を搭載し風対策は万全です。外側風防と内側風防の2段階で風をブロックしつつ、炎の燃焼に必要な空気は内側風防の下から引き込むという独自の特許技術を採用しているのです。
耐荷重は20kgと、重量のあるダッチオーブンにも対応していて、全体として色が黒いことも重厚感を引き立たせています。運搬時は専用のキャリングケースにいれて運べます。
正にアウトドアのために生まれたカセットコンロ!といった雰囲気です。
【仕様】
- 使用時サイズ(mm):幅341×奥行283×高さ129
- ケースサイズ(mm):幅376×奥行344×高さ136
- 重量(g):約2,400(ケース込:約3,600)
- 材質:本体 鋼板、トッププレート・五徳 ホーロー用鋼板、バーナー ステンレス、ツマミ ABS樹脂
- 燃料:CB缶
- ガス消費量(g/h):約236
- 最大発熱量(kcal/h):2,800
- 対応鍋径:240mm(鍋底)
- 付属品:専用キャリングケース
イワタニ
カセットフ― マーベラスⅡ:CB-MVS-2
続いて紹介するのはこちらもIWATANI製の「マーベラスⅡ」という機種。こちらの特徴は防風機能とビジュアル。トップカバーを持ち上げればそのまま風防になり、一方向からの風を強力に防いでくれます。バーナーの周囲には風防リング、さらに282個もの多孔式バーナーによって風の影響を受け難い構造となっています。
そしてその見た目。2009年にグッドデザイン賞を獲得したこともあるという、オシャレ感満載のコンロです。カラーバリエーションは全部で9種にも渡り、自分好みの色を選択できるところがまた魅力的ですね。
収納時はトップカバーを閉めるだけ。上部に取っ手がついているのでそのまま持ち運びできるのも嬉しいポイントですね。
アウトドアのプロもオススメするため、タフまるに引けを取らない商品です。
【仕様】
- 使用時サイズ(mm):幅380×奥行329×高さ324
- 収納時サイズ(mm):幅380×奥行329×高さ110
- 重量(g):約2,800
- 材質:本体・トップカバー 鋼板(粉体塗装)、五徳 ステンレス、バーナー 鋼板(メッキステンレス、ツマミ 耐熱ABS樹脂
- 燃料:CB缶
- ガス消費量(g/h):約254
- 最大発熱量(kcal/h):3,000
- 対応鍋径:目安として9号土鍋
イワタニ
カセットガスホットプレート 焼き上手さんα:CB-GHP-A
まだまだありますIWATANI製!3つ目は「焼き上手さん」です。こちらはその名の通り、カセットガス缶でホットプレートが楽しめるという代物。もちろん電源は不要。火力は1,800kcal/hとやや低めですが、餃子が40個も入る大判プレートは大人数でのキャンプで活躍すること間違いなしでしょう。
プレートの下には五徳が付いているため、通常のカセットコンロとしても使えちゃいます。バーナーは本体内部のくぼんだ部分にあるため、ちょっとした風なら防いでくれます。カラーバリエーションはホワイトとブラックの2色。
【仕様】
- 使用時サイズ(mm):幅471×奥行325×高さ169
- プレートサイズ(mm):幅342×奥行268×高さ22(内寸)
- 重量(g):約4,500
- 材質:プレート受け 鋼板(粉体塗装)、プレート アルミダイカスト、五徳 耐熱アルミダイカスト、バーナー ステンレス、ツマミ ABS樹脂、プレートカバー 鋼板と耐熱ガラス
- 燃料:CB缶
- ガス消費量(g/h):約152
- 最大発熱量(kcal/h):1,800
KOVEA
CUBE:KGR-1503
最後に紹介するのはKOVEA製の「CUBE」というカセットコンロ。シンプルな見た目とコンパクトさがウリで、少人数キャンプに向いています。
そのコンパクトさがゆえ、火力は1538kcal/hと決して強くありません。最強出力でも他メーカーの中火程度といったところ。しかし、重量が750gという脅威の軽さ。必要最低限の部品のみの構造であるため、本体はほぼ空洞。シンプルさを追求した結果が伺えます。
レギュラーサイズのCB缶では本体からはみ出してしまうくらいの小ささですが、120gのジュニアタイプのCB缶を装着すればピッタリ本体内に収まります。風防がないため風にも弱いですが、「そういうもの」と割り切り、コンパクトさにフォーカスした使い方をしましょう。
【仕様】
- 使用時サイズ(mm):幅252×奥行236×高さ120
- 重量(g):約750
- 燃料:CB缶
- 最大発熱量(kcal/h):1,538
焚き火台のオススメ2選!
最後に焚き火台のおすすめ商品について紹介します。
CARBABY
バーベキューコンロ 焚き火台
まず初めに紹介するのがCARBABY社の「バーベキューコンロ 焚き火台」。こちらの焚き火台はそのコンパクトとコスパの良さが最大のウリです。キャンプ経験者が「焚き火台買うならこれ一択」と断言するほどのレビューも存在しました。
作りはいたってシンプルで、組み立てもものの数分で完成します。ほとんどのパーツが折りたためるため、収納時はA4サイズにまでコンパクトにまとまってしまいます。収納袋も付属しているため、これに全部入れて持ち運んじゃえます。価格も3,000円前後で購入できるため、非常に手を伸ばしやすい商品。
強いてデメリットを上げるとするならば、焼き網を本体の正方形に対して同じ形状に置くと少し不安定とのこと。斜めにズラした状態で置くと安定するようです。
flariiでもレンタルできるため、一度試してみるのもアリですね。
【仕様】
- 使用時サイズ(mm):幅390×奥行390×高さ220
- 収納時サイズ(mm):幅300×奥行210(A4サイズ)
- 重量(g):約1,500
- 材質:本体・フレーム 430系ステンレス、焼き網 201系ステンレス
キャプテンスタッグ
カマド スマートグリル B5型(3段調節)
次に紹介するのがキャプテンスタッグの「カマド スマートグリル B5型」。こちらの焚き火台の特徴もコンパクトとコスパの良さで、先ほどのCARBABYと競合カテゴリになりますが、焚き火の高さを3段階に調節可能であることと、四角形のビジュアルでオリジナリティを出しています。
組み立ても簡単で、本体をコの字型の衝立としてセットした後に、焚き火部分と焼き網をセットするのみ。収納時はB5サイズにまで小さくなるコンパクトさ。唯一のデメリットは大きな薪は本体からはみ出してしまうため、本体サイズに薪をカットしなければなりません。
こちらの商品もflariiでもレンタルできるため、一度レンタルをおすすめします。
【仕様】
- 使用時サイズ(mm):幅255×奥行180×高さ255
- 収納時サイズ(mm):幅350×奥行230x厚さ45(バッグ収納時)
- 重量(g):約1,400
- 材質:本体・炭受け ステンレス鋼、五徳・網・目皿 鉄
総評
いかがでしたでしょうか。
今回はキャンプの醍醐味であるキャンプ料理に欠かせないアイテム、「コンロ」について紹介しました。コンロの種類や燃料の違いなど、基本的な言葉の意味をカテゴリーに分けて紹介したので、今一度基本に立ち返って頭の中を整理するきっかけにしていただければ嬉しいです。
後半で紹介したカテゴリー別のオススメ商品にはそれぞれ独自の特徴を持っていますので、ご自身に合ったアイテムを選んで、一段快適なキャンプライフを楽しんでくださいね。