ソニーのスマートスピーカーってどうなの?気になる質問に答えます!

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スマートスピーカーの代名詞っていったらアレクサ(Alexa)と思っている方、多いのではないでしょうか?でも、海外製品には未だに少し抵抗があるという方、あるいは故障時の対応に不満があるという方は、やはり国産メーカーが気になりますよね。

そこで今回は、国内家電メーカーの代表格であるソニー製のスマートスピーカーについて取り上げます。ソニーもスマートスピーカー作ってたんだ!と初めて知る方もどんな種類があるのかが分かるように説明します。また、競合となるGoogle社が提供する「Google Nest Audio」との比較内容についても触れていますので、是非読んでみてくださいね!

記事を読んだ後、もし興味が湧いたというのなら、早速flariiでレンタルしてみてはいかがでしょうか。

 

ソニーのスマートスピーカー3選 

FL-S50G

まず初めに紹介するのが、「LF-S50G」というスピーカー。こちらのスピーカーにはGoogle社の開発した音声認識AIの「Googleアシスタント」が組み込まれています。そのため、アンドロイドのスマートフォンのように「OK,Google」と話しかけることで様々なことができます。音楽やラジオの再生、ニュースの読み上げ、対応した家電のコントロールなどがあげられます。

 ここで、Googleアシスタントが組み込まれているということは、Google Nestとなにが違うの?という疑問が湧きますよね。そこで、以下の記事にGoogle Nestとの違いについてまとめてみます。

 

 LF-S50GとGoogle Nest Audio の違い

①外観

まずはその外観です。サイズはLF-S50Gが直径110mm×162mmで、Google Nestの幅124mm×奥行78mm×175mmと比較して若干小さめです。重量もGoogle Nest 1,200gに対してLF-S50Gが750gとおよそ3/5の軽さです。

見た目はGoogle Nestが幅を持った縦長の長方形に対してLF-S50Gは円筒系の形。これは個人の好みによりますね笑。表示(インジケーター)機能はGoogle NestがドットのLEDが横並びで4つ並んでおり、応答中に点灯する。一方、LF-S50Gも同じく応答中に4つのドットLEDが点灯するが、加えてデジタルの時計表示が標準となっている点がありがたい。時刻をヒアリングしなくても見るだけで時間が分かるという点は嬉しいポイントです。

カラーバリエーションはがホワイト・ブラック・ブルーの3色に対し、Google NestはClalk(白)とCharcoal(濃いグレー)の2色となっています。

②音質

次はやっぱり気になる音質です。LF-S50Gは上向きのフルレンジスピーカー(48mm)と下向きのサブウーファー(53mm)を配置した、「対向配置2ウェイスピーカーシステム」を採用。この上下2つのスピーカーにより、360°立体的にに音を放射し、室内のどこにいても快適に音楽を楽しむことができます。

一方、Google Nestですが、19mmのツイーターと75mmのミッドウーファーを搭載し、旧モデルのGoogle Homeよりもかなり音質に力を入れている模様です。Googleによれば、「Google Homeより75%音量が大きく、低音は50%強化した」とのこと。

③音声以外の入力

声による音声入力にも違いがあります。LF-S50Gが特徴的なのがジェスチャーによる操作です。本体上部に設置されたセンサーによって本体に触れることなく指示を入力することができます。

例えば、音量を上げるには「手を時計回りに回す」。曲送りをするには「手を右から左に移動させる」。ボイスアシスタントを起動するには「手を奥から手前に移動させる」などです。(いずれも本体上部で)

LF-S50Gは防滴(JIS IPX3相当)機能も装備しているため、水で濡れた手で指示することも可能というわけです。

一方、Google Nestはというと、タッチ操作が可能です。静電容量方式タッチセンサーを3エリア設置しており、左右と上部を触るとコマンドを入力することができます。例えば、上部を触ると「再生・停止」。右側を触ると「音量アップ」などです。

④その他

ペアリング

 LF-S50GやGoogle Nest Audioは無線LANのほか、Bluetooth通信機能も備えていて、Bluetoothスピーカーとしても使えるようになっています。このBluetooth接続の仕方にもちょっとした差があります。ソニー製のスピーカーをお持ちの方は馴染みがあるかもしれませんが、ソニー製のスピーカーにはボタンによるペアリングが可能です。LF-S50Gもその機能は健在なので、声を出さずにペアリングすることができるのです。

一方、Google NestではGoogle Homeアプリを立ち上げて、ペア設定を行った後に接続を設定する必要があり、手間を感じる人もいるかもしれません。Bluetoothの接続は音声入力が可能ですが、どうしてもアプリの立ち上げなどで端末を操作する煩わしさは必要になりそうです。

NFC機能

 NFCとは「Near Field Communication」の略で、近距離無線通信のことです。近距離無線通信は、以前はさまざまな規格が乱立しましたが、日本では、ソニーが開発した「FeliCa(フェリカ)」と呼ばれる非接触型ICカードの規格が普及しています。皆さんにも馴染みある「Suica」「nanaco」「WAON」「iD」といった様々な電子決済にも使われています。ソニーといったら「フェリカ:FeliCa」と感じる人もいるかもしれませんね。

 もちろん、LF-S50GにもNFCは搭載されており、同じNFC機能を持った端末とペアリングすることができます。SRS-XB501G以外のヘッドセットなどのNFC搭載機器にタッチすると、SRS-XB501Gとの接続を切断し、ワンタッチで出力機器を切り替えることもできます。ここら辺のUIへの気遣いはソニーならではといったところですね。

 

 

SRS-XB501G

出典:e-TLEND

 続いて紹介するのがSRS-XB501G」というスピーカー。こちらも「Googleアシスタント」が組み込まれたスマートスピーカーです。このスピーカーの特徴は何といっても「大迫力の重低音」と「見た目の派手さ」!!

大口径ウーファーと90Wにも及ぶ大出力音量とライト機能による魅力的なビジュアルは、正にパーティピーポーにうってつけでしょう。詳細を以下にまとめたので、是非チェックしてみてくださいね。 

①外観

サイズは約232mm×228mm×210mm、重量は約3.1kgとその大出力に見合った面持ちを感じます。嬉しいのは背面上部にある大きな取っ手。本体の丸みに沿った曲形状をしているため、気軽に持ち運びができそうです。また、本体底面には1/4インチの付け穴を装備しているため、三脚で自立した設置も可能。地面に置いてもいいのですが、ボタン操作時などは腰を痛めてしまうこともあるので、地味に嬉しいですよね。

 そして、SRS-XB501Gのアピール項目として欠かせないのがライティング機能。まずは、上部のライン状のストロボフラッシュ。眩しい光で周囲を照らします。そして、筐体の外周を囲うように配置されたマルチカラーのラインライト。音楽に合わせて色彩が変化し、そのグラデーションは人々の目を引くことでしょう。さらに、中央下部に設置されたサブウーファーにも白色ライトが取り付けられ、重低音の存在感を目でも感じる事ができます。

上記のように、スピーカー筐体の前面に様々なライト機能を搭載し、その場の雰囲気をいっそう盛り上げてくれること間違いなしでしょう。

 ②音質

スピーカー

まずはスピーカー構成から見てみましょう。構造は、密閉型のエンクロージャー内部に、45mm口径のフルレンジユニットを2基と125mmもの大口径のサブウーハーユニットを1基備える2.1chの構成になっています。スピーカー音量の程度を示す「出力値」は脅威の90W!先に紹介したLF-S50Gの出力が18Wなので、その大きさの違いが分かると思います。屋外でも十分楽しめそうですね。

様々な機能

SRS-XB501には他にも様々な音質に関わる機能を持っています。まずは「EXTRA BASS」モード。これは低音を強化するモードで、通常モードよりも重低音を楽しみたいといった方にオススメです。

次に、ソニー独自の高音質デジタルアンプ技術「S-Master」を搭載しています。音声信号をデジタル処理することにより、音のひずみを抑制。小音量から大音量までどのボリュームレベルでも、クリアで臨場感あふれるサウンドを再現しています。また、高効率なスイッチング方式の採用により発熱が少なく、アンプ部の小型化が可能になりました。

 圧縮された音源で失われがちな高音域を効果的に補完する「DSEE」機能も装備。MP3やBluetoothのコーデックなどによって圧縮された音源を、原音により近い広がりのある音で再生できます。音質劣化を低減させ、聞き疲れしにくい自然な音を楽しむことができます。

 ③便利機能

防水・防塵

SRS-XB501は屋外での使用も考慮しているため、「IP65」という規格を満たす防水・防塵機能を持っています。(※防水・防塵規格についてはこちらの記事に概要を記載しています)IP65は あらゆる方向からの噴流水に対して本体機能を保護し、塵埃が本体へ侵入しないことを表します。プールサイドやアウトドア時の急な降水にも耐えることができますね。

 内臓バッテリー

 屋外仕様のため、約5時間の充電で最長16時間再生できるバッテリーを内蔵してます。(Standard modeでLighting Off、Bluetooth接続時。環境によって異なる場合有)また、バッテリー残量を教えてくれる、ボイスガイダンス機能も搭載しています。

USB給電

 SRS-XB501のインターフェースは背面下部にあり、USB-Type-Cと12Vの電源(DC IN)のみで、他の入力/出力端子がなくスッキリしています。USB-Type-Cからは他のデバイスへの給電も可能です。

NFC機能

LF-S50G同様、NFC機能を搭載しています。

本体での操作

「Music Center」(ソニーが提供するオーディオ管理アプリ)によってスピーカーを操作することができますが、屋外では友達などの第三者が気軽に操作したいといった状況もありますよね。 SRS-XB501は本体上部に再生/一時停止、曲送り/曲の頭出しなどのボタンを装備しているので、スマホが近くにない場合でも操作することができます。

 

  SRS-XB402M/SRS-XB402G

出典:indiamart

 最後に紹介するのが「SRS-XB402M/G」というスピーカーです。こちらのスピーカーは製品の型式の最後が「M」と「G」2種類のタイプがあります。カンのいい方ならもうお気づきかと思いますが、GはGoogleアシスタントを組み込んだ商品。一方「M」は、Amazonの音声認識AI:アレクサを搭載した商品なんですね。ソニー製のスマートスピーカーの中で唯一アレクサ搭載の商品ですので、アレクサ派の人はSRS-XB402Mを選んでみてくださいね。

①外観

サイズは約143mm×195mm×122mm、重量は約1.5kgと先ほどのSRS-XB501と比較して2周りほど小さくなります。しかし、その丸みを帯びた円筒形のビジュアルは、スマートな印象でシックなお部屋にピッタリ合いそうです。

SRS-XB501と同様、SRS-XB402M/Gにもライティング機能が搭載されています。本体上部の中央にストロボライト、ストロボから3方向に伸びたマルチカラーのトリプルラインライトがそのスマートさを際立たせていますね。さらに、トリプルラインライトは以下の8種のモードを選択でき、音楽シーンに合わせて雰囲気を盛り上げてくれます。 

  • Rave
  • Chill
  • Random Rlash Off
  • Hot
  • Cool
  • Strobe
  • Calm Cyan
  • Calm Daylighe

重低音に特化したSRS-XB501とはまた違った機能で、その場の雰囲気を盛り上げてくれそうですね。

 ②音質

スピーカー

スピーカー構成は、Ф約53mm口径のフルレンジスピーカーユニット2基を本体上部に最適化した角度で配置。下部には前面と背面に低音域を効果的に増強する「パッシブラジエーター」(スピーカー筐体内発生した空気振動を利用してスピーカーユニットを動作させる仕組み)を2つ配置した「デュアルパッシブラジエーター方式」を採用。音量ごとに低域、高域のブースト帯域や量を変えるため、屋内や夜間などに音量を下げた状態で音楽を再生しても、明瞭で心地よいボーカルと重低音を体感できるのです。出力は50Wで、LF-S50GとSRS-XB501のちょうど中間といったところです。

ClearAudio+

SRS-XB402M/GにはSRS-XB501と同様に、「EXTRA BASS」モード、「S-Master」機能を搭載していますが、さらに「ClearAudio+」という機能を持っています。ソニーのHPによると、「ClearAudio+とは、高い臨場感を実現する音場技術、迫力の低音を再現する低域再生技術、そしてクリアなサウンドを実現する補正技術を盛り込み、低域から高域までソニーおすすめの音を提供する」と書かれています。他のレビューを見てみると、「音が研ぎ澄まされ、シャープになる」「低音が協調され、いい感じに」といったポジティブな意見もある一方で、「シャープすぎてうっとうしい」「音、協調しすぎ」といった意見も見うけられるため、一長一短がありそうです。 

 

 ③便利機能

防水・防塵

SRS-XB402M/Gの防水・防塵規格は「IP67」を満たし、水深1mの水中にスピーカーを最大30分間入れても浸水しないため、SRS-XB501よりも優れた耐水性を持っています

 内臓バッテリー

 約6時間の充電で最長12時間再生できるバッテリーを内蔵してます。(Standard modeでLighting Off、Bluetooth接続時。環境によって異なる場合有。「EXTRA BASS」モードでは約11時間再生)バッテリー残量を教えてくれる、ボイスガイダンス機能も搭載。

本体での操作

 SRS-XB501と同様、本体上部に再生/一時停止、曲送り/曲の頭出しなどのボタンを装備。スマホが近くにない場合でも操作することができます。

 

 総評

いかがでしたでしょうか。前半は導入シリーズであるLF-S50Gと競合であるGoogle Nest Audioを比較してみました。同じGoogleアシスタントを使っているため、できることはほぼ同じとなりますが、ジェスチャー操作、ペアリングやNFCなど、細かなソニーならではの機能も知ることができたのではないでしょうか。LF-S50GとGoogle Homeの比較では音質に歴然の差があったようですが、Google Nest Audioではその差を埋めるべくGoogle社が本気を出してきたようにもうかがえましたね。

後半は特徴のある「SRS-XB501」と「SRS-XB402M/G」という機種を取り上げました。パワフルなSRS-XB501、スマートなSRS-XB402M/G。それぞれの長所を把握し、シーンに合ったスピーカーを選びたいものですね。

商品が気になった!是非実際の音質や使用感を確かめたい!と思ったかたは、是非flariiからレンタルしてみてくださいね!