コールマンのアウトドア用折り畳みチェアを徹底比較!軽量で持ち運びやすいのはどれ?
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アウトドアを楽しむにあたって、チェアをどうするかは意外と重要なポイントです。
食事や焚き火、何もせずにボーっと景色を眺めている時間と長時間にわたって座ることもしばしばです。
そこでここではコールマンの販売している折り畳みチェアの中でどれがおすすめか、比較していきます。
コールマンはアウトドアブランドとして有名で、1976年に進出したこともあって日本でも知名度が高いです。
コールマンは1900年ごろに創立され、ユーザーからのリクエストにこたえながら商品開発してきました。
このため、ユーザーの臨む機能性を備えているものが多いです。
コールマンの主要な折り畳みチェアをピックアップして、軽量など性能面で多角的に検証してみました。
今度アウトドア用の折り畳みチェアを購入するにあたっての参考にしていただければ幸いです。
アイテム解説~ウルトラハードアーム~
コールマンのウルトラハードアームはいろいろな用途で活用できる折り畳みチェアとして人気です。
座り心地を追求した椅子に仕上がっています。
シートのクッションが柔らかく、長時間座り続けてもお尻が痛くなるような心配はありません。
なおかつ腰の部分に枕を取り付けることも可能です。
腰が痛くなるような心配もないですから、キャンプなどアウトドアシーンにはおすすめといえます。
アイテム解説~インフィニティチェア~
アウトドア用のリラックスチェアの代表格といわれています。
とにかく座り心地重視というのであれば、こちらのチェアも有力な候補に入ってくるでしょう。
「ゼログラビティ」と呼ばれる無重力体験のできる椅子といわれているほどです。
座面は長く頭まですっぽりカバーできる感じです。
肘あても従来よりも大きめのものが取り付けられています。
頭をチェアに預けて肘あてに前腕部のセル、イメージしただけでもリラックスできるのがわかるはずです。
水平まで角度調整できるので、ちょっとしたお昼寝をするときにも重宝するアイテムといえます。
アイテム解説~サイドテーブルデッキチェア~
商品名の通り、サイドテーブルのついているのが大きな特徴です。
飲み物やちょっとした小皿を置くことができるので、コーヒーとお菓子などおやつの休憩時間などにも活用できます。
アウトドアでも多彩な使い方ができるとして人気です。
ユーザーの中にはキャンプだけでなく、ベランピングやピクニックなどでも愛用している人も少なくないようです。
アイテム比較~サイズ比較~
ではここで紹介した3種類のコールマンの折り畳みチェアのサイズを比較してみましょう。
使用時サイズ |
収納時サイズ |
重量 |
|
ウルトラハードアーム |
57×43×103cm |
30×25×117cm |
4㎏ |
インフィニティチェア |
92×69×110cm |
15×69×90cm |
8.8㎏ |
サイドテーブルデッキチェア |
87×52×77cm |
16×52×77cm |
5.5㎏ |
重量面で比較するとウルトラハードアームがおすすめのようです。
重さ4㎏はこの中でも頭一つリードしているのは確かです。
インフィニティチェアは8.8㎏ありますので、その半分以下のウエイトです。
大きさに関してもテーブルなど余計なアイテムのないウルトラハードアームが他と比較して一回りコンパクトです。
しかし折りたたんで収納するとなると、意外と思っているほどに小さく折りたためないのが玉に瑕といえるかもしれません。
サイドテーブルデッキチェアやインフィニティチェアなどは折りたたんだ状態では幅が10㎝台にまで縮小します。
限られたスペースにもすっとスムーズに収納できるでしょう。
アイテム比較~機能比較~
次にコールマンの3種類の折り畳みチェアの機能について比較しましょう。
ウルトラハードアームチェアはシンプルなデザインながら、意外と多機能性の折り畳みチェアです。
例えばコップホルダーが2つ設けられています。
ですから飲み物を傍らに置くことができます。
しかもワイングラスホルダーとボトルオープナーも付いている点にも着目です。
つまり飲み物を開けるときに、わざわざいすから立ち上がる必要がないわけです。
こまめに飲み物を口にするときなどには重宝するでしょう。
しかも耐荷重が136㎏もあります。
サイドテーブルデッキチェアやインフィニティチェアはそれぞれ耐荷重が100㎏ですから、少し恰幅の良い大型の男性でも安心して使用できます。
サイドテーブルデッキチェアはやはりサイドテーブルのついているところが見逃せないポイントです。
しかもカップホルダーがついています。
飛行機や新幹線のサイドテーブルのようにコップの形状そのままにへこんでいます。
しかもへこみの深さもそれなりにありますので、コップやペットボトルなどをしっかりグリップしてくれます。
ちょっと動いたくらいでは、飲み物が倒れるような心配もないでしょう。
また座面の両サイドには取っ手のついているところもおすすめポイントです。
折りたたんだ時にこの取っ手をつかめば、簡単に持ち運びも可能です。
インフィニティチェアの大きさを見ると、設置や収納が大変そうというイメージを抱く人もいるかもしれません。
しかし実際には設営も収納も3秒で完了します。
手軽に利用できるのでおすすめです。
しかも座ったままでリクライニングができるので、とにかく自然の景色を見ながらボーっとしたい人向けのアウトドア用チェアといえます。
ウルトラハードアームのメリット
ウルトラハードアームのメリットとして、持ち運びもしやすさが挙げられます。
キャリーバッグに収納できるようなサイズにまとまっているので、アウトドアをするときに持ち運びに困るようなことはないでしょう。
またデザインもユニークなエッセンスが加わっている点もおすすめポイントです。
例えばアームのところが旋回できるようになっています。
ひじ掛けが必要ないときには上にあげた状態で座っても構いません。
またポケットが複数個所ついているところもメリットの一つです。
背部と側面に収納ポケットがついていますので、ここにちょっとした小物を入れておいてもいいでしょう。
特に側面のポケットはスマホを入れるのに十分なスペースが確保されています。
ここにスマホを入れておけば、着信があったときにすぐに対応できます。
インフィニティチェアのメリット
インフィニティチェアのメリットはとにかく座り心地の良さでしょう。
口コミを見ても座り心地の良さを指摘するユーザーは少なくありません。
まず大きいので、体をすっぽりカバーしてくれるところがいいです。
フルリクライニング状態では、チェアは166㎝もの長さになるといいます。
これなら身長170~175㎝程度の成人男性でも十分寛げるでしょう。
また設計も工夫されていて、体に負担のかからない仕様になっているのもメリットの一つです。
体にフィットする感じで、枕に頭を預ける感じで腰に必要以上の負担はかからないようになっています。
体にフィットするのはゴムが使われているからでしょう。
メッシュの部分と骨組みとをゴムでつなぐ構造をしているのですが、ゴムの柔軟性のおかげでどんな体形でどんな態勢でもフレキシブルに体にフィットしてくれるわけです。
長時間座り続けると腰が痛くなる人でも安心して使用できるでしょう。
またメッシュ生地を使っているところも魅力の一つです。
このため通気性がいいので、夏場の厳しい暑さの時に屋外で使用しても蒸れが気になりません。
たとえ自分の汗がチェアに付着したとしてもタオルなどで簡単に拭き取れますので、衛生面の心配もなしです。
ユーザーの中にはアウトドアサウナで使用しているという人も見られました。
リクライニングの調整も簡単です。
左側のアームレストの下にレバーがあります。
これを動かすだけです。
自動車のシートをリクライニングするのと同じ感覚で操作できるので、初心者でもすぐに慣れるでしょう。
サイドテーブルデッキチェアのメリット
商品名の通り、サイドテーブルのついているところに目が行きがちですがその他にもメリットはあります。
まずは座り心地の良さです。
「快適に過ごせる」という声がユーザーの間でしばしば聞かれました。
背もたれやひじ掛けのバランスがちょうどいい感じなので、長時間座っていてもリラックスできると評判です。
またシートの張り具合も絶妙で体を包み込んでくれるでもなく、反発するでもなくちょうどいい仕上がりだといいます。
座っているときに安定感があるというのもサイドテーブルデッキチェアのメリットの一つといえます。
両サイドだけでなく、前後クロスのバーで足を支える方式になっています。
このようにいろいろな角度から座っている人の体重を指されるので、安心して座れます。
カラーも2種類ラインナップされていて、好きな色を選べるのもおすすめポイントです。
レッドとオリーブの2カラーのラインナップです。
この中でも人気なのは、オリーブのチェアです。
アースカラーであるオリーブのチェアを自然の中に置くことで、自分も自然と一体化したかのような錯覚を覚えるでしょう。
総評
コールマンのアウトドア用の折り畳み式チェアについて比較してきました。
軽量な部分を重視するのであれば、ウルトラハードアームがおすすめです。
4㎏程度の重量とキャリーバッグに入るくらいのサイズは持ち運びしやすいです。
一方インフィニティチェアの場合、リラックスできるかもしれませんが9㎏近い重量がネックになるかもしれません。
この重さだと、女性が一人で持ち運ぶのには無理が出てきます。
ただしインフィニティチェアもサイドテーブルデッキチェアも、かなりコンパクトに折りたためます。
あまり自宅のスペースに余裕がないというときには狭いスペースでも収納できるこの2種類の椅子のうちのいずれかから選ぶといいでしょう。
サイドテーブルデッキチェアはサイドテーブルがついていて、ちょっとしたものであれば十分おけます。
食事の皿を置いたり、読書中に本を置いたりするのには重宝するでしょう。
インフィニティチェアはリクライニングできるのは魅力です。
それぞれに異なる特色を持っているので、何を優先するかでどれを購入するか決めるのはいかがですか?