アウトドア用のケトルを徹底比較!おすすめはどれ?
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キャンプやハイキングなどのアウトドアシーンでコーヒーを淹れたり暖かいお茶を淹れたり、またはカップラーメンを作ったりとケトルは活躍の場が多いです。
アウトドア用は効率よく熱が送られるようになっている平たいケトルや、焚き火でも使いやすい縦長のものなどさまざまなデザイン、種類が存在します。
今回はアウトドア用ケトルを3点紹介し、おすすめケトルについてご紹介していきますので、ぜひチェックしてみてください。
アイテム解説〜トランギア ケトル 0.9L TR324〜
0.9ℓサイズのアルミ無垢素材のシンプルで軽いケトルです。
アルミ素材は軽く持ち運びもしやすく、平たいやかんタイプのケトルはバーナーや焚き火の火が底の部分にまんべんなく当たるので、沸騰するまでの時間が短いのが特徴です。
さらにアルミ素材は熱伝導率が良く、今回のトランギアのケトルに関しては構造も相まってより早くお湯が湧く設計になっています。
焚き火で使うことを想定すると、アルミ素材はステンレス素材よりも耐久性は落ちてしまうものの、はじめてのアウトドアで使いやすいケトルを探しているのなら、価格も手が出しやすいトランギア ケトル 0.9L TR324がおすすめです。
使いたいときに直ぐにお湯が湧かせて、焚き火、バーナーで使い勝手がよく、かつ軽量というアウトドアに嬉しいメリットが豊富につまっています。
アイテム解説〜スノーピーク(snow peak) クラッシックケトル1.8〜
日本のアウトドアブランドであるスノーピーク(snow peak) からはクラッシックケトル1.8がおすすめです。
こちらは縦長型のケトルで、焚き火、バーナーどちらにも使いやすく、取っ手部分は大きめのグローブをはめた状態でも持ちやすいデザインになっているので、本体が熱い状態でも扱いやすい設計です。
さらに注ぎ口部分は灰などの混入を防ぐためにロックつきの開閉式となっており、ほかのケトルなどでこうした部分が気になっていた方にはおすすめしたい構造と言えます。
素材はステンレスで耐久性にも優れており、焚き火でガンガンつかっても長持ちするのが嬉しいポイントです。
取っ手、蓋部分の持ち手と細かい部分まで全部ステンレスでできていますので、焚き火で火力がついつい強くなってしまっても安心して利用できます。
日本製で耐久性もよく、長く使えるものを購入したいと考えている方におすすめなアイテムです。
アイテム解説〜ファイヤーサイド グランマーコッパーケトル (小)〜
熱伝導率が圧倒的に良いのは何と言っても銅素材で、ベテランキャンパーの方におすすめなのはこちらのアイテムです。
銅の熱伝導率はアルミ以上で、さらに耐久性にも優れていますので、長く愛用できるものを購入したいと考えている方におすすめなのがこのファイヤーサイドから出ているグランマーコッパーケトル (小)です。
容量は3.3ℓ多めの容量ですが、熱伝導率が抜群の銅素材なので、素早くお湯を沸かすことができます。
しかし、耐久性に優れている銅素材でも重量があり手入れが大変という特徴ももっていますので、初心者の内に選んでしまうとちょっと大変かもしれません。
とはいえ、使えば使うほどに変化していく銅素材の味を楽しめる、デザインがおしゃれで素敵なケトル、長年愛用できる愛着の湧くものがいい、というメリットが豊富です。
価格は手軽に出せるものではないものの、価格並みの価値があると評判の良いケトルでもあります。
アイテム比較〜性能比較〜
熱の伝わりやすさという製品の特徴で言えば、アルミと銅がやはり優秀です。
なかでもトランギア ケトル 0.9L TR324は熱伝導率自体は銅に劣るとはいえ、平たいやかん型タイプのため、底部分に火がまんべんなくあたるようにできています。
中に入れた水に熱がいち早く伝わりやすく、直ぐにお湯が沸かせるケトルが良いという方におすすめのケトルです。
価格も3000円前後と手が出しやすく、口が広いので中にオイルを抜いた小型のバーナーなども収納できるので、少しでも荷物を減らしたいという方におすすめのケトルです。
もちろんスノーピーク(snow peak) クラッシックケトル1.8もファイヤーサイド グランマーコッパーケトル (小)も耐久性にすぐれていますので、こちらもおすすめのケトルと言えます。
アイテム比較〜機能比較〜
機能面ではスノーピーク(snow peak) クラッシックケトル1.8は注ぎ口部分に蓋がついており、注ぐ際にはしっかりロックすることができるので、灰など軽いものが舞っても簡単には混入しないのが魅力的です。
焚き火でも使いやすいように上からぶら下げられるように設計されており、取っ手部分もグローブを装着している状態でも持ちやすくデザインされています。
ファイヤーサイド グランマーコッパーケトル (小)も上部に取っ手がついていますが、ひっかけて使うというような設計ではないため、焚き火の上で使う際には安定している網などの上に置く必要があり、使えるシーンが限定されます。
トランギア ケトル 0.9L TR324は取っ手のラバーチューブが取り外せますので、焚き火の際にぶら下げて使うことも可能ですが、蓋部分のシリコンがあまりに強火の場合に若干溶けてしまうという意見もありますので、焚き火の火力によっては使用を見送ったほうが良さそうです。
焚き火でガシガシ使えるという機能面については、スノーピーク(snow peak) クラッシックケトル1.8がおすすめといえるでしょう。
アイテム比較〜デザイン比較〜
続いてのデザインですが、どのケトルも魅力がある分野ですので、それぞれのデザインについてご紹介していきます。
まずトランギア ケトル 0.9L TR324は熱伝導率の良いアルミをさらに使いやすくした平たいやかんデザインですので、熱が全体に通りやすいのが魅力的なデザインです。
蓋部分も広く設計されていますので、やかん内部にオイルを抜いた小型のバーナーを収納し持ち運べるのもキャンプなどのシーンを考えると非常に合理的できています。
さらに焚き火でも使えるように上部のラバーチューブは取り外し可能となっているので、よほど火力の強い焚き火でない限り問題無く使用できるのも魅力的です。
スノーピーク(snow peak) クラッシックケトル1.8は縦長デザインが合理的かつおしゃれに仕上がっており、注ぎ口部分の蓋もロック式でゴミなどが入りにくい形状をしています。
吊るしても置いても使いやすいデザインで、厚手のグローブを装着していると握りにくくなってしまいがちの取っ手部分も掴みやすく設計されてるのが特徴です。
おしゃれにまとまっているのに機能性にも優れており、さらにステンレスは耐久性にも優れているため、焚き火で活躍させたい人にぴったりです。
ファイヤーサイド グランマーコッパーケトル (小)はお洒落なデザインに加え、開閉はしないものの注ぎ口は灰などのゴミが入りにくい設計になっており、焚き火でも安心して使用できます。
縦長でも底部分が広くデザインされているので、中身に熱が入りやすく、すぐにお湯が沸くようになっているのもポイントです。
製品の持つ耐久性を活かすには、大変ですがお手入れも必要となりますので、扱いは決して手軽ではありませんが、使った分だけ味わいも深くなり、まさに自分色に育てていくケトルと言えます。
上品かつアウトドアに適したおしゃれなデザインも奥が深く、加えて日本製というのが嬉しいポイントです。
アイテム比較〜シーン比較〜
キャンプシーンで比較すると、収納もしやすく素早くお湯が沸かせるトランギア ケトル 0.9L TR324は非常に使い勝手が良い商品と言えます。
ステンレスや銅に比べると耐久性は落ちるものの、価格も手が出しやすく扱いも手入れも比較的簡単なため、初心者がはじめてのキャンプに持っていくのにぴったりなケトルです。
スノーピーク(snow peak) クラッシックケトル1.8やファイヤーサイド グランマーコッパーケトル (小)は耐久性が良く、焚き火や薪ストーブでも扱いやすいのが特徴です。
焚き火で使用するシーンが多いのなら、アルミ製のケトルよりもこうしたステンレスや銅がおすすめと言えます。
強火にかけても製品にほとんど影響が無いのはスノーピーク(snow peak) クラッシックケトル1.8ですので、多めのお湯を焚き火で沸かすのでしたらスノーピークを選択すると良さそうです。
ではグランピングのようなアウトドアシーンではどの製品が一番良いのでしょうか。
ある程度施設も整っていて、薪ストーブなどが活躍することが多いグランピングなら、ファイヤーサイド グランマーコッパーケトル (小)はぜひ使って欲しいケトルです。
ファイヤーサイドは薪ストーブの輸入販売を手掛けている会社で、 グランマーコッパーケトル (小)のデザインは19世紀の銅製ケトルを再現したものとなります。
しかし、クオリティにこだわった製品は日本製で何人もの職人の手で作り上げられ、さらにグレードアップしたものが世に送り出されます。
薪ストーブに合う高級感を持たせつつも、熱伝導率の良い素材かつ熱の伝わりやすいデザインは、薪ストーブを利用するシーンでぜひ使ってほしいケトルです。
トランギア ケトル 0.9L TR324のメリット
トランギア ケトル 0.9L TR324の大きなメリットは、初心者でも扱いやすく、持ち運びしやすい軽さ、形状、そして安価で手が出しやすいという点です。
これからキャンプをはじめるにあたり、お湯を沸かすためのケトルを購入しようにもどれがいいのか迷っている、使いやすさを重視したい、焚き火でもガシガシ使えるものがいい、そうした方におすすめです。
通常アルミは耐久性から焚き火はあまり推奨されていませんが、こちらのトランギア ケトル 0.9L TR324に関してはしっかり焚き火でも使いやすいように設計されているので、焚き火でお湯を沸かしてコーヒーを淹れたり、インスタント食品のためにお湯を沸かしたりとキャンプを楽しく彩ってくれます。
アルミ製品は軽いだけではなく、熱伝導率も良いため、平たいやかんの形状にすることによってさらに全体に火が通りやすくなるので、キャンプで効率的に料理をしたいときなどに最適です。
銅やステンレスに比べて価格も安価、かつ製品も良いのでおすすめのケトルです。
スノーピーク(snow peak) クラッシックケトル1.8のメリット
スノーピーク(snow peak) クラッシックケトル1.8は耐久性の高いステンレスでできており、高火力の焚き火でもノンストレスで使用できるのは嬉しい特徴です。
注ぎ口部分の蓋やグローブやミトンをはめた状態でも持ちやすい形状など、細かい部分にこだわっているので、実際に使用してみるとその使い心地が無くてはならない存在になると言えます。
ステンレスですので、熱伝導率はアルミや銅に比べると劣ってしまいますが、裏を返せば中身が冷めにくく、低い火力でもしっかり熱が保温されるということです。
アウトドア用の設計ではありますが、普段使いもしやすいデザインも価値があり、日常をちょっとおしゃれに演出したいという方にもおすすめのケトルです。
焚き火、薪ストーブなどで沸かして淹れたコーヒーは格別ですので、ぜひスノーピーク(snow peak) クラッシックケトル1.8を使用してみてください。
ファイヤーサイド グランマーコッパーケトル (小)のメリット
アウトドア好きでとにかく製品にこだわりたい方におすすめしたいのがファイヤーサイド グランマーコッパーケトル (小)です。
価格は3万円台と決して安くはないケトルですが、道具を自分で育てて使いこなしていきたい方には満足できるクオリティの高い銅製品です。
銅が影響しているのか、使用した方のレビューでは味がまろやかになった、お湯が柔らかく感じた、という感想がありますが、銅自体水の味や匂いに影響を与えないので、ほかのケトルで淹れたときよりも美味しく感じるのかもしれません。
デザインもおしゃれで、ふんだんに使われた銅が高級感を出してくれるので、キャンプなどのアウトドアシーン以外にも薪ストーブでくつろぐラグジュアリーな空間に置いても全く空間を安っぽくしないのは値段以上の価値といえるのではないでしょうか。
初心者がはじめて使うケトルには向いていませんが、アウトドア上級者が品質にこだわって自分で育てられるケトルを使用したいと考えてるのであれば、間違いなく満足できるケトルと言えます。
総評
アウトドアシーンで使えるおすすめケトルについてご紹介していきましたが、どのケトルもキャンプやグランピングといったシーンで活躍できる設計です。
初心者がはじめて使う、焚き火もバーナーコンロも自在に使えるもので選ぶのなら、扱いやすく直ぐにお湯も沸いて、軽くて収納もしやすいトランギア ケトル 0.9L TR324がおすすめです。
汎用性も高く、機能性を重視し、長く使える便利なケトルならステンレス製のスノーピーク(snow peak) クラッシックケトル1.8が扱いやすいと感じるでしょう。
道具にこだわり抜き、デザインもこだわりたいのなら、ファイヤーサイド グランマーコッパーケトル (小)は惚れ込むデザインとなっています。