BBQでおすすめ肉料理3選!作り方や必要な道具も
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BBQの主役といったらなんと言ってもお肉です。
ただ焼いて食べるのもいいですが、せっかくなら何か凝った料理も用意してアクセントにしたい、ということなら、BBQでおすすめの肉料理についてご紹介していきます。
どれもアウトドアで簡単に作れる料理ですので、食事の変化球にぜひためしてみてください。
食べやすいサイコロステーキ〜レアの状態でそれぞれが好きな焼き方にできる〜
大きな牛肉を焼いて切る、それだけですが牛肉は火の通し方が重要です。
うま味をしっかり閉じ込めた状態で美味しい牛肉に仕上げて、適度な大きさに切り分けておきましょう。
お肉の圧倒的存在感も嬉しいですが、自分の好きな焼き加減、美味しい温度で食べたいものです。
こうした工夫で、BBQの主役とも言えるお肉が輝きます。
〜必要な調理器具・材料〜
必要な調理器具はBBQグリルとまな板、包丁です。
1人あたり100グラム程度としてお肉を人数分のグラム数をかたまりで用意しておきましょう。
用意する食材もシンプルで、調理工程も少ないので、非常に解りやすいのが特徴です。
材料(4人分)
・牛肉 400グラム
・塩、こしょう
〜調理方法〜
お肉は焼く前に常温に戻しておくことで、全体に均一に熱が通りよりジューシーになります。
まずはお肉を常温に戻し、お肉全体に塩とこしょうを少し強めにふっておきます。
焼く直前に塩をかけておくことで、うま味を閉じ込めておけますが、焼く直前でないと浸透圧でかえってうま味を逃がしてしまうので注意しましょう。
続いて火力の強い部分で前面に焼き色をつけ、アルミホイルで全体をつつんでお肉を30分ほど休ませます。
時間になったらお肉を出してサイコロ状に切り、レアの状態のサイコロステーキの完成です。
30分程度時間はかかるものの、ほかの料理などをしているとじ
もう少し火を入れたい人、そのままレアで食べたい人、色んな人の好みにあわせて提供できる肉料理です。
スペアリブのバルサミコ酢煮〜ダッチオーブンでじっくり煮込む〜
せっかくBBQなら、料理も少し凝ったものをつくりたい、そんなときに活躍するのがダッチオーブンです。
大き目のスペアリブも簡単にとろとろに煮込めるので、材料を揃えてちょっとレベルの高い料理を提供しましょう。
〜必要な調理器具・材料〜
スペアリブをしっかり煮込むには、ダッチオーブンが必要ですので、作るのなら忘れずに用意しておきましょう。
材料は1キロのスペアリブでつくりますので、大人数でもたくさん食べられるのが嬉しい料理です。
材料
・スペアリブ 1キロ
・玉ねぎ 1個分
・塩、あらびきこしょう
・薄力粉 少々(全体にまぶす程度)
・オリーブオイル 大さじ1
・オレンジ果汁 100㏄
・レモン果汁 50㏄
・バルサミコ酢 50㏄
・さとう 大さじ1
・はちみつ 大さじ2
・ローズマリー
・オレンジの輪切り
少し材料が多いので、忘れないようにしておきましょう。
〜調理方法〜
スペアリブに浅く切り込みを入れ、塩とこしょうをふり、薄力粉を全体にまぶします。
次にダッチオーブンにオリーブオイルを入れて加熱し、そこで玉ねぎがしんなりするまで炒めます。
玉ねぎがしんなりした状態を確認したら、スペアリブを入れ焼き色をつけ、良い焼き色がついたら上からその他の材料を入れます。
蓋をして蒸気が出てきたら弱火に移し、30分から40分程度煮込みます。
時間になったらはちみつ、オレンジの輪切りを入れ、そのまま蓋をせずに20分程度煮込み、最後に塩こしょうで味を整えて完成です。
手間と時間はかかりますが、その分美味しいスペアリブの煮込みができますので、パンやおにぎりとあわせても良さそうです。
ハンバーガー〜ひき肉がなくてもできる豪快ハンバーガー〜
ひき肉がなくても薄切りのお肉があればハンバーガーがつくれます。
バンズの代わりに食パンなどでもそれっぽくなるので、ちょっと豪快に味変をたのしみたいと思ったときにすぐにできるのも嬉しいポイントです。
〜必要な調理器具・材料〜
必要な調理器具はフライパンと卵を混ぜるボウルですが、ボウルは無くてもフライパンで卵を混ぜれば作れます。
材料
・薄切りの牛肉 約200グラム
・卵 2個
・グリーンリーフ 適量
・バンズ 4枚
・バター
・マヨネーズ
・マスタード
〜調理方法〜
用意してあるフライパンで牛肉に火を入れ、焼き色をつけます。
続いて卵でスクランブルエッグを作り、野菜を適当なサイズに千切っておきます。
バンズにバター、マヨネーズ、マスタードの順で塗り、焼き色を付けたお肉、スクランブルエッグ、野菜を挟んで完成です。
分量を調節したり、中に挟むものをチーズやケチャップにしても美味しくできます。
食パンで代用できないこともありませんが、見た目がハンバーガーというよりもサンドイッチなので、できればバンズは用意しておいたほうが良さそうです。
ほかの材料も用意するのにそこまで手間では無いので、事前に用意しておくと良いかもしれません。
メリット解説
それぞれのメニューのメリットについてご紹介します。
材料や準備が大変だったりするものがあるものの、それぞれのメニューにしっかりメリットがありますので、シーンごとに作る料理を変えてみるのも良さそうです。
材料や調理器具をしっかり用意して、自然の中で美味しい食事を楽しみましょう。
<h3>サイコロステーキのメリット</h3>
レアの状態にして焼いておくことで、自分たちの好きな焼き加減に調整できるというメリットがあります。
とくに大人数でのBBQはお肉の焼き加減や味の濃さにそれぞれ好みがあり、全員の要望にあわせるのは難しいです。
大きく豪快にお肉を焼くのもいいですが、こうして一人ひとりが味の調整ができる方法を用意しておくと、全員がBBQを楽しめるようになります。
塩こしょうだけの味付けなので、そこから好みのタレをかけたりなどのアレンジもしやすいのがポイントです。
しっかりうま味を閉じ込めた丁寧な焼きかたなので、仕上がりも美味しく、素材の味を活かした調理が可能です。
大きめのお肉を全員分にカットするのが困難な場合にも役に立つ方法ですので、大きめのお肉をもってきたはいいけれど、ちょっとカットに困ってしまったときなどにサイコロステーキにしてみるのも良さそうです。
スペアリブのバルサミコ酢煮のメリット
大きなスペアリブをそのまま煮込み、とろとろに煮込める料理は放置していても勝手にできてくれるので、ちょっと焼く作業に疲れてきたな、と思ったら煮込めているというのは嬉しい状態です。
キャンプやグランピングは何かとやることが多いので、なにかしら放置できる丁度良い料理があると、作業が終ったあとに嬉しい気持ちになれます。
大容量なので大人数が満足できる料理を探している、というときも重宝します。
アウトドアでの調理をより本格的に、普段とはかわった食事を作りたいというときにぴったりなメニューで、上手く作れればそれだけ達成感も得られます。
ダッチオーブンは重量があり、価格もそれなりにしますが、持っているのなら使わない手はありません。
せっかくのダッチオーブンの能力をしっかり引き出し、ぜひ納得のいく料理をつくってみてください。
ハンバーガーのメリット
ハンバーガーのメリットは、バンズを用意できなくてもパンである程度代用できたり、材料が足りなくても他のものを挟んだりと状況に応じて味を変えられるのが嬉しいメリットです。
ちょっと変化が欲しいな、少しボリュームのあるものにかぶりつきたいな、そんなときに重宝します。
さらに本格的につくりたいのなら、はじめからパティも用意しておくことで、アウトドア空間で本格的なハンバーガーを作ることも可能です。
大きめにカットした鶏肉を使えば、チキンバーガーにもなりますので、バリエーションも豊富です。
比較的用意しておく材料や道具も少なく済み、簡単に早く作れてしまうのも魅力的です。
とくに夏場はたくさん体を動かしてエネルギーが必要になったら、こうしたボリュームのあるものをぱっと作れると良さそうです。
デメリット解説
それぞれの肉料理にはメリットも多いですが、それぞれのデメリットもあります。
調理に特別な道具が必要だったりする場合は、購入から始めなければなりませんし、使い慣れていないはじめての道具に苦戦を強いられる可能性もあります。
材料が多いと用意するのも大変だったりするので、シーンによっては向いていない料理になってしまいかねません。
どのようなデメリットが存在しているのか、しっかりチェックしておくようにしましょう。
サイコロステーキのデメリット
それぞれの好みにあわせられる、とはいっても大きめカットのお肉にかぶりつきたいという人の要望からは外れてしまいます。
大きさをバラバラにするという方法も確かにありますが、それでもちょっと小降りになってしまうのがデメリットと言えます。
また、誤って焼きすぎてしまったりすると、レア程度のほうがいいという人の要望にこたえられなかったり、塩を振るタイミングが早すぎるとうま味が逃げてしまったりと、意識しないとならない点も多いです。
さらに、焼き時間も30分と意外と時間がかかります。
本格的に美味しい焼き方は、どうしても時間と手間がかかってしまうので、待ち時間を軽減させるためにも、ほかの食材などで時間を作れるようにしておきましょう。
スペアリブのバルサミコ酢煮のデメリット
こちらはダッチオーブンが必須となり、無い場合は購入が必要なレシピです。
普段から使い慣れているダッチオーブンならいいですが、勝手がわからないと手順通りにつくっているつもりでも加減が解らなかったりと失敗につながってしまうことがあります。
また、作成にそれなりに時間もかかりますので、食べる時間を考えて作業に取り掛からないと、食べる頃には全員お腹いっぱいというような状況になってしまいます。
しっかりと時間を逆算して、余裕をもって作るようにしましょう。
また、一度の調理に使う食材の種類も多く、アウトドアのために用意するのは少し骨の折れる作業です。
料理は簡単に美味しく済ませたいという人にとっては、こうした手間の部分がデメリットに感じられてしまいます。
しかし、そうした手間も楽しんで料理ができれば、多少デメリットがあっても美味しい料理がつくれますので、作っている間は楽しむようにしましょう。
ハンバーガーのデメリット
ハンバーガーのデメリットとしては、バンズが無いとハンバーガーとして成立しないという点です。
食パンなどで代用できなくもありませんが、その場合見た目はどちらかと言えばサンドイッチですので、ハンバーガーとは言い難いかもしれません。
もちろん、それでも挟まっているものでハンバーガーの味に充分近くなりますが、普通に食べたいのであればバンズを用意しておくと良いでしょう。
また、一個でかなりボリュームがあるので、それだけで食事が終ってしまう場合もあります。
食べるときは全体の食事のペースと合わせておくと良さそうです。
総評
どの料理もそれぞれのメリットがあり、難しい、材料によっては全くの別のものになってしまうなどのデメリットもあります。
大人数でのBBQなんかの場合は、それぞれで食べるペースも違うので、切り分けたサイコロステーキなどは用意しておくと良さそうです。
キャンプやグランピングなど、色々準備が多い場面では放置している間に食事ができあがるようなメニューは重宝されます。
食べ盛りの子どもたちや、ちょっとスポーツを楽しんでボリューム感のある食べ物が食べたいというときは、ハンバーガーなどが作れるようになっていると、満足感のある食事を直ぐにつくれるのが嬉しいポイントです。
簡単に作れるメニューから本格的に調理を楽しむ料理まで、さまざまなものをご紹介してきました。
どの料理もシーンにあわせて活用してみると、よりアウトドアでの食事を楽しめるものになっていますので、アウトドアでの肉料理をぜひ存分に楽しんでみてください。