iPadとの相性が良いプロジェクターは?メリットとデメリットも解説
iPhoneに比べて大きな画像という点で、ipadにはメリットがあります。ただ映像を見る場合には、ipadであっても不満を抱いてしまう方もいることでしょう。もっと大きな画面でライブ映像などを見たいと思ったら、プロジェクターの活用が最適です。いろんなメーカーから商品が販売されている中で、ipadと接続できるタイプを紹介します。メリットやデメリット、また接続方法についても触れていきます。
汎用性を狙うなら「エプソンプロジェクター EB-E01」
家庭だけではなく、ビジネスシーンでもipadは広く使用されています。どのようなシーンであっても気軽にプロジェクターを活用したい、そんな場合に最適なのがエプソンプロジェクター EB-E01です。スタンダードモデルの位置付けで、リーズナブルな価格という点も魅力です。また日本ブランドであるため、安心感を得たい方にとっても最適な商品と言えます。
エプソンプロジェクター EB-E01は据え置きタイプで、3300ルーメンの明るさを持っています。モバイルタイプのプロジェクターは、500ルーメン前後が一般的です。暗い空間だけではなく、明るい空間でも映像を見る場合には、十分な輝度を持っている商品と言えます。
エプソンプロジェクター EB-E01は無線に対応していないため、HDMI端子からipadとつなぎます。IpadにはHDMI端子がないため、変換アダプタを取り付けます。この変換アダプタとプロジェクター側にあるHDMI端子をケーブルでつなげば、大画面で映像を見ることが可能です。有線での接続にはなりますが、リーズナブルな価格のプロジェクターで映像を楽しめる点は大きな魅力ではないでしょうか。
ワイヤレスタイプなら「エプソンホームプロジェクター EH-TW650」
安心できる日本製のプロジェクターが欲しい、またワイヤレスで接続ができるタイプを希望する方に勧めたい商品です。EB-E01はワイヤレスでの接続ができませんが、エプソンホームプロジェクター EH-TW650であれば可能です。有線でipadを繋ぐと、ケーブルが邪魔で室内の移動が面倒だという方もいることでしょう。その点Kエプソンホームプロジェクター EH-TW650はコードなしで使用できるので、快適に映像を楽しむことが可能です。
エプソンホームプロジェクター EH-TW650は、3100ルーメンの輝度を持っています。家庭のリビングで使用するには、十分な明るさだと言えます。居住地の環境によっては、日差しがとても強いケースもあります。日中の室内が明るい、そんな空間であっても映像が見えにくいということはないので安心です。またくっきりと、明るい映像を見せてくれる点も好印象です。鮮やかな色彩を表現するので、プロジェクターの映像はぼんやりして見辛いのではというイメージを払拭してくれることでしょう。
エプソンホームプロジェクター EH-TW650の背面には、HDMI端子がついています。もしも有線で接続をしたいのであれば、変換アダプターをipadに取り付けます。その上でプロジェクターとipadをHDMIケーブルでつなぎます。またワイヤレスで接続する場合には、iProjectionと呼ばれるアプリをダウンロードします。アプリを起動し、エプソンホームプロジェクター EH-TW650とipadをリンクさせます。そうすれば、ipad上でプロジェクターの操作を行うことが可能です。
アウトドアでも活用したいなら「ViewSonic ホームプロジェクターM2e」
据え置きタイプのプロジェクターも多く販売されていますが、アウトドアでも使用したいと思う方もいることでしょう。そんな方にとって最適なのが、ViewSonic ホームプロジェクターM2eです。コンパクトサイズで運びやすく、大画面で映画などを見ることができます。
モバイルタイプのプロジェクターの中には、500ルーメン程度の輝度を持つタイプもあります。500w程度だと明るい空間では、映像が見えにくくなってしまうこともあることでしょう。ViewSonic ホームプロジェクターM2eは1000ルーメンなので、明るい空間でも気にすることなく使用することが可能です。室内であれば、カーテンを閉め切ることなく使用できることでしょう。
ViewSonic ホームプロジェクターM2eには3W×2のスピーカーを搭載しています。リビングや小さい会議室であれば、クリアな音声を聴くことが可能です。またモノラルではなくステレオタイプなので、より美しい音声で映画などを楽しめる点は好印象です。また表示解像度はフルHDなので、クオリティの高い画像を希望する方にとって、満足できる商品と言えます。
ViewSonic ホームプロジェクターM2eにはUSB-C端子が搭載されています。ipadと連携する場合には、お互いのUSB-C端子同士をケーブルでつなぎます。ただ有線ではなく、ワイヤレスで使用したい方もいることでしょう。ViewSonic ホームプロジェクターM2eは、Wi-Fiで接続することが可能なので安心です。ipadとワイヤレスで繋ぐ場合には、同じWi-Fiネットワークで接続し、ipadの画面上でミラーリングを行います。
大画面で楽しみたいなら「PO.YANK WiFiプロジェクター6500LM」
できるだけ予算をかけず、大画面でライブ映像などを楽しみたい方もいることでしょう。そんな方に紹介したいのが、PO.YANK WiFiプロジェクター6500LMです。幅が26.3mmで奥行きは24.8mm、また高さは109mmと比較的コンパクトなサイズで、重量は1.54 kgと扱いやすいプロジェクターと言えます。なんと1万円程度で購入できる商品なので、誰でも気軽に手に入れることが可能です。
PO.YANK WiFiプロジェクター6500LMは、最新のWiFiモジュールを内蔵しています。そのため、ipadを無線で接続することが可能です。ただ、ipadとPO.YANK WiFiプロジェクター6500LMが同じ Wi-Fiネットワークでつながれていることが必要です。ipadの設定アプリ上で設定を行えば、ipad上で操作することが可能になります。またHDMI端子があるため、HDMIケーブルで接続することも可能です。
メリット解説
今回紹介するプロジェクターは、いずれも使い勝手が良い商品ばかりです。そのため、購入をしたいと思った場合に、ちょっと悩んでしまう方もいることでしょう。そこで、各機器が持つメリットに関して説明をしたいと思います。どんな点が魅力なのか知り、購入時の参考にしてみてください。
エプソンプロジェクター EB-E01のメリット
プロジェクターと聞くと、10万円を超えるようなイメージを持つ方もいることでしょう。エプソンプロジェクター EB-E01は5万円前後で購入できる、エプソンのエントリーモデルです。予算を抑えながら、国産のプロジェクターを入手することができます。
自宅でもオフィスでも、鮮やかな映像を見たいという方に、エプソンプロジェクター EB-E01をお勧めします。色彩を鮮やかで、また美しく映し出すことができる商品です。重くなりがちな赤は、瑞々しい質感を出しつつ見せてくれます。肌の色もナチュラルで、自然な映像を楽しめる点はエプソンプロジェクター EB-E01の持つ大きな魅力です。
エプソンプロジェクター EB-E01は、3300ルーメンの輝度を誇っています。3300ルーメンであれば、明るい部屋でも華やかで鮮やかな映像を楽しむことが可能です。カーテンを閉め切るなど、部屋を毎回暗くした状態で映画を見る必要がありません。また小会議室であれば、ストレスなく映像を見ることが可能です。少人数での会議やプレゼンテーションを行う場合には、重宝する商品と言えます。
エプロンホームプロジェクター EH-TW650のメリット
EB-E01は、低価格でエントリーモデルとして最適なプロジェクターです。しかしワイヤレスで接続できないため、無線で快適にプロジェクターを使用したいと思ったら、エプロンホームプロジェクター EH-TW650がお勧めです。この商品は10万円程度で購入できるため、比較的予算を抑えつつプロジェクターの導入ができます。また価格だけではなく、映像モードの選択ができる点も魅力です。
エプロンホームプロジェクター EH-TW650には4つの映像モードを備えています。レトロな映画を見るときには、鮮やかすぎる色彩だと違和感が出てしまいます。このような場合には、シネマモードにするといいでしょう。またアクション映画など迫力のある内容の映像では、ダイナミックモードが最適です。映画の内容によって映像の質感を変更できるので、より映画を楽しむことができます。
プロジェクターの画面調整をする場合、なかなかうまく操作ができない方もいることでしょう。エプロンホームプロジェクター EH-TW650には補正機能がついており、斜め横から投写しても台形になりません。自動的に正方形になるように調整してくれるので、設置場所で困る心配は一切無用です。
ViewSonic ホームプロジェクターM2eのメリット
商談の席など、プロジェクターを使用する会社もあることでしょう。プレゼンの準備をする場合には、早く行動したいものです。ViewSonic ホームプロジェクターM2eはLED光源を採用しており、ボタンを押せば瞬時に表示をしてくれます。ストレスなく、プレゼンの準備を行うことが可能です。
ViewSonic ホームプロジェクターM2eは、モバイルタイプのプロジェクターです。わずか1kgの重量なので、バッグに入れて持ち運ぶのに便利な商品です。女性やお子さんであっても、簡単に運搬することができることでしょう。
ViewSonic ホームプロジェクターM2eは、面倒な画面の調整を自動的に行ってくれる機能が搭載されています。インスタントフォーカスによって、画面との距離を瞬時に測定し、焦点を自動的に調整します。また台形補正の機能がついており、上下や斜めなど、どんな位置からでも投写することが可能です。
PO.YANK WiFiプロジェクター6500LMのメリット
PO.YANK WiFiプロジェクター6500LMは、約1万円で購入できる点が最も大きなメリットです。費用が多くかからないので、安心して購入できるのではないでしょうか。低価格のプロジェクターですが、専用のリモコンは付属されています。本体で操作をする必要はなく、離れた場所で切り替えなどを行うことが可能です。
PO.YANK WiFiプロジェクター6500LMは、輝度の点でも十分な魅力を持っています。輝度は6500ルーメンなので、小会議室だけではなく中会議室でも十分に使用することが可能です。自宅や小会議室程度の空間であれば、日差しが差し込んでいてもクリアな映像を見ることができます。
デメリット解説
ここで紹介した4点のプロジェクターに関して、メリットだけではなくデメリットの部分も実はあります。どんな点に関して注意が必要なのか、詳しく説明したいと思います。メリットとデメリットを知れば、公平な目でプロジェクター選びができることでしょう。
エプソンプロジェクター EB-E01のデメリット
エプソンプロジェクター EB-E01は据え置きタイプのため、テーブルなどある程度スペースがある場所に設置して使用するのが前提です。そのため、狭い場所で使用すると邪魔に感じられる方もいることでしょう。幅302mmで奥行きは234mmあり、高さは77mmです。モバイルタイプのプロジェクターと比べると、かなり大きいと感じるかもしれません。また重量に関しては、2.4kgあります。そのため、設置するスペースが狭い場合には、事前にスペースのサイズを確認しておくことが大切です。
エプソンプロジェクター EB-E01の解像度は、XGAです。WXGAに比べると、映像の美しさでは劣ってしまいます。美しい映像を見たい、またプレゼンテーションで新製品を美しい画像で見たい場合には不向きと言えます。またスピーカーは2wのため、大きな音量で音楽などを聴くことができません。大音量で映像を見ない、映像の視聴をメインとしている場合には適した商品です。家庭用で初めてプロジェクターを購入する、小さな空間で映画を見る場合には十分なスペックと言えます。
エプロンホームプロジェクター EH-TW650のデメリット
比較的お手頃価格で購入できるエプロンホームプロジェクター EH-TW650ですが、いくつか注意したいポイントがあります。まずスピーカーに関して、出力が2wしかありません。室内で静かな空間であれば、音声が小さすぎると感じにくいことでしょう。しかし外部からうるさい音が聞こえる場合には、音声が聴き取りづらく感じてしまうかもしれません。
エプロンホームプロジェクター EH-TW650の口コミを見ると、ファンの音が気になるという意見が見られました。起動時にはファンが動きますが、多少その音が大きいようです。しばらくすれば気にならなくなりますが、この点は注意したいポイントと言えます。
また暗い映像に関して、ぼんやりとした印象になってしまうという口コミが見られました。特に黒に関しては、グレーに近い質感になってしまうようです。鮮やかな黒を再現する際に、多少気になってしまう方がいるかもしれません。
口コミの意見については、それぞれ個人差があります。プロジェクターの使用に関して大きな妨げになるようなデメリットではないので、安心して購入できる商品と言えます。ipadをワイヤレスで繋ぎ、大画面で見ることができる点は大きな魅力です。
ViewSonic ホームプロジェクターM2e のデメリット
ViewSonic ホームプロジェクターM2eは持ち運びができる、またワイヤレス接続が可能です。快適に使用できる点が魅力のプロジェクターですが、少しだけデメリットと言える部分もあります。
まず明るさは1000ルーメンなので、モバイルタイプのプロジェクターの中では特に明るい映像が期待できます。家庭用での使用には十分ですが、ビジネスでの使用では多少物足りなさを感じます。数人で行う商談では、問題ない明るさを持っているプロジェクターです。ただ小会議室で行う会議では、力不足を感じてしまいます。
持ち運びに便利なViewSonic ホームプロジェクターM2eですが、注意したいポイントがあります。バッテリー機能を搭載していないため、そのままでは長時間の使用ができません。アウトドアなどで映画を見る場合には、モバイルバッテリーを用意しておく必要があります。
PO.YANK WiFiプロジェクター6500LMのデメリット
1万円程度で購入できるPO.YANK WiFiプロジェクター6500LMは、明るい空間でも美しい映像を見せてくれるプロジェクターです。口コミでも価格以上のクオリティを持っているなど、高評価のコメントがよく見られます。
いくつかデメリットだと思われる口コミがあり、Wi-Fiに関するコメントが見られます。Wi-Fiで映像をスクリーンに投写すると、接続状態が悪い時にはカクカクしてしまうようです。映像が滑らかにならない場合もあるので、気になる場合にはHDMIケーブルを使って有線接続するといいでしょう。
総評
今回はipadと接続ができる、また品質の点でも優れているプロジェクターを紹介しました。有線で接続できるタイプもあれば、ワイヤレスで使用できる便利なタイプもあります。有線と無線のどちらがいいのか、またどの程度予算がかけられるのかをじっくりと検討し、その上で商品の購入を検討してみることが大事です。