iPhoneと相性のいいプロジェクターは?接続方法も紹介
室内でも屋外でも、どこでもインターネットなどを楽しめるのがiPhoneの大きな魅力です。ただ画面が小さいため、アクション映画などを視聴する場合には、迫力をあまり感じない方もいることでしょう。そのような場合には、大画面で視聴できるようにプロジェクターを購入することをお勧めします。いろんな商品が各メーカーから販売されていますが、iPhoneと接続できるタイプを選ぶことが大事です。そこで、お求めやすく機能性に優れた商品を4点ご紹介します。
解説〜ASUSポータブルプロジェクター ZenBeam S2〜
高品質のパソコンを販売していることでも有名なASUSですが、クオリティの高いプロジェクターも販売しています。iPhoneとの相性がいい商品としては、ポータブルプロジェクター ZenBeam S2が挙げられます。非常にコンパクトで、軽量のため誰でも気軽に持ち運ぶことが可能です。
ASUSポータブルプロジェクター ZenBeam S2は、60~120型のスクリーンに対応しており、単焦点レンズを搭載しています。1m程度の距離であっても、くっきりと美しい映像を見せてくれます。狭い空間であっても、安心して使用できるプロジェクターです。最大で120型まで対応しているため、自宅では十分なサイズと言えるでしょう。
ASUSポータブルプロジェクター ZenBeam S2には、HDMI端子がついています。そのため、iPhoneと接続することが可能です。ただiPhoneにはHDMI端子が搭載されていないため、変換アダプターが必要です。変換アダプターをiPhoneに接続し、変換アダプターとプロジェクターをHDMI端子で接続します。
解説〜MINLOVE プロジェクター ネイティブ1080P〜
大画面で映画やライブを見るため、初めてプロジェクターを購入する方にもお勧めできる商品です。MINLOVE プロジェクター ネイティブ1080Pは、3万円以下で購入できるプロジェクターです。スタイリッシュなホワイトボディが美しく、室内に置いても違和感がありません。
MINLOVE プロジェクター ネイティブ1080Pの解像度は1080pで、画質が非常に美しい点が大きな魅力です。人物の輪郭をくっきりと映し出し、鮮やかな映像を楽しむことができます。商品を美しく見せてくれるため、個人だけではなくビジネスシーンでも利用することが可能です。
プロジェクターを使用していると、徐々に本体が熱くなってしまいます。MINLOVE プロジェクター ネイティブ1080Pでは本体にダメージを与えないために、冷却システムを搭載しています。冷却するために本体がうるさい音を立てないので、ノイズでストレスを感じる心配は無用です。とても静かな空間で、映画などを思う存分楽しめることでしょう。
MINLOVE プロジェクター ネイティブ1080Pには、HDMI端子が搭載されています。アダプターを使用すれば、本体とiPhoneをHDMIケーブルで接続することが可能です。またAirPlayにも対応しており、iPhoneの画面上でAirPlayを使用します。有線接続でなければ映像が映らないというわけではなく、AirPlayを使えば無線でiPhoneと接続して映像を楽しむことができます。
解説〜BenQ モバイルプロジェクター GV1〜
室内に設置しても違和感がない、そんなデザイン性に優れたプロジェクターが欲しい方に勧めたい商品です。BenQ モバイルプロジェクター GV1はペットボトル程度のコンパクトサイズで、タワー型をしたプロジェクターです。イエローのワンポイントがポップで、スタイリッシュな見た目がとても素敵です。
輝度は200ルーメンで、家庭用のプロジェクターとしては十分な明るさと言えます。カーテンで日光を完全にシャットアウトし、ムードのある空間で使用するのが最適です。パソコンやスマホと連携すれば、Netflixも大画面で見ることができます。
BenQ モバイルプロジェクター GV1とiPhoneを繋ぐ場合には、有線での接続を行います。HDMI端子がついているため、HDMIケーブルを使用する必要があります。ただiPhoneにはHDMI端子がないため、ASUSポータブルプロジェクター ZenBeam S2と同じく変換アダプターを使用しなければなりません。またBluetooth接続が可能なため、外部のスピーカーと連携すればより大きな音量で音楽を聴くことが叶います。
解説〜FunLogy X-03〜
室内のスクリーンや内壁に映像を投写させる場合には、一般に椅子に座った状態で映像を見ることでしょう。椅子に座るのではなく寝た状態で映像を見たい、そんな希望を叶えてくれるのがこの商品です。FunLogy X-03の持つ最も大きな特徴として、90度回転するという点が挙げられます。FunLogy X-03は、世界で唯一の90度回転するプロジェクターだと言われています。
重量はわずか400gで、とても軽く運搬や移動にも困ることがありません。また明るさは100ルーメンなので、室内を極端に暗くすることなく映像を見ることが可能です。また10~100インチサイズの画面で投写することができ、40インチ程度であれば本体を1m離すだけで調整ができます。室内が狭くても、比較的大きな画面でライブなどを移調できる点は嬉しいポイントです。
FunLogy X-03はHDMIケーブルを使用することで、有線でiPhoneと接続を行うことが可能です。しかし有線ではケーブルが邪魔なので、できれば無線で接続をしたい方もいることでしょう。FunLogy X-03とiPhoneを同一のWi-Fiに接続することで、無線ミラーリングができます。
メリット解説
今回紹介する4点のプロジェクターは、機能や明るさなどいろんな面で違いがあります。自分にとって最も魅力的な商品を選ぶためには、まずメリットの部分を知ることが大事です。そこで、それぞれの商品が持つ魅力的なポイントに関して説明したいと思います。
ASUS 小型ミニ プロジェクターS2のメリット
ASUSポータブルプロジェクター ZenBeam S2は、わずか497gと超軽量タイプの商品です。軽々と持ち上げることができるため、女性であっても難なく運ぶことができます。軽いプロジェクターでiPhoneと接続が可能なタイプとして、特におすすめです。
コンパクトで軽量のプロジェクターですが、映像の品質に関しては十分に満足できるレベルと言え
ます。DLP IntelliBrightテクノロジーを搭載しており、映像の明るさとコントラストが最大3割程度向上しています。また消費電力に関しては、半分以上低減することが可能です。また補正機能を有しており、投写した映像が歪んでいる場合には、自動で調節してくれます。歪みの調節は時間がかかるため、自動で調節する機能はとても便利です。
またASUS 小型ミニ プロジェクターS2には6000mAhのバッテリーを内蔵しており、モバイルバッテリーとして使用することも可能です。USBポートがついているので、iPhoneの充電にも役立ちます。さらにスピーカーはステレオで、クリアな音声を再現してくれます。豊かで深みのある低音の再現力にも優れているため、映画の視聴をする場合にも適している商品です。
MINLOVE プロジェクター ネイティブ1080Pのメリット
MINLOVE プロジェクター ネイティブ1080Pには、スクリーンに投写される画面のサイズを変更する機能がついています。狭い部屋でプロジェクターを使用すると、画面が大きすぎてしまうことがあります。そのようなときには、サイズを小さくして見やすくすることが可能です。マイホームの狭い空間でプロジェクターを使用するケースでは、重宝する機能と言えます。
MINLOVE プロジェクター ネイティブ1080Pには、モノラルではなくステレオスピーカーがついています。モノラルだと音声のクオリティが低く、視聴する映像の内容によっては物足りなさを感じることでしょう。その点この商品にはステレオスピーカーがついているので、臨場感あふれる音声を聴きながら映像を楽しむことが可能です。
またMINLOVE プロジェクター ネイティブ1080Pは、Bluetooth接続が可能です。ヘッドホンをワイヤレスで使用できるため、快適な気分で映画などを楽しむことができます。
さらに、MINLOVE プロジェクター ネイティブ1080Pには取り付け金具が別途用意されています。テーブルにプロジェクターを設置するのはちょっと邪魔な場合には、取付金具を使って天井に吊るすといいでしょう。おしゃれな空間追求したい方は、取付金具は有能なアイテムと言えます。
BenQ モバイルプロジェクター GV1のメリット
ASUSポータブルプロジェクター ZenBeam S2は、重量がわずか708gととても軽いのが特徴です。小さなお子さんでも持ち運びができるため、とても簡単に準備を行うことが可能です。また500mlのペットボトルと同じくらいのサイズなので、設置場所をスムーズに決められることでしょう。
本体には約3時間程度バッテリーが使用できるため、屋外での使用も可能です。アウトドアを楽しみながら、大きな画面で映画を見たいときにはきっと重宝することでしょう。
プロジェクターの準備をする際に、画面の調整には時間がかかってしまう方もいることでしょう。プロジェクターを上向きに投写すると、画面が台形になってしまいます。> BenQ モバイルプロジェクター GV1には画像を正方形に維持する機能を持っており、自動的に調整を行ってくれます。
FunLogy X-03のメリット
FunLogy X-03は三脚を使わずに、天井に映像を投写することが可能です。天井に星空の映像を投写すれば、プラネタリウムのような気分を味わうことができます。また本体はとてもスタイリッシュなので、設置する空間の雰囲気を損ねることがありません。またアルミニウム製なので、放熱効率に優れている点も魅力です。熱くなりにくいため、うっかり本体に肌が触れても安心です。
FunLogy X-03には台形補正と呼ばれる機能が搭載されており、自動的に正方形の映像に調整してくれます。またリモコンを使って微調整ができるため、離れた場所からいつでも簡単に操作できる点もFunLogy X-03ならではのメリットと言えます。
この商品にはLEDランプが搭載されており、長寿命という点もメリットとして挙げられます。水銀ランプと比較すると、寿命は何と15倍程度と言われています。3万時間の使用に耐えられるため、交換のためのコストを抑えることが可能です。
デメリット解説
お勧めしたい4つのプロジェクターですが、メリットだけではなくデメリットもあります。ここで、デメリットと感じられる部分についても紹介します。デメリットに関しても知ることで、後悔をしないプロジェクター選びを行うことが可能です。
ASUS 小型ミニ プロジェクターS2のデメリット
ASUS 小型ミニ プロジェクターS2の明るさは、500ルーメンとなっています。室内での使用に関しては、十分な明るさと言えます。ただプロジェクターを使用する場合に、室内を暗くする必要があるという点は要注意です。500ルーメンのプロジェクターは、暗めの室内での使用には十分だと言えます。しかし日差しが入り込む室内では、映像が暗く見えてしまうことがあります。
またフォーカスを調整するダイヤルが本体についており、遊びが思った以上に大きいという点も気になるポイントです。遊びの部分が過剰に大きいと、微調整が困難になってしまいます。この点に関しては、商品の口コミでも見かけることがあります。
明るさとダイヤルという点では、デメリットと感じられる商品と言えます。しかし映像や音声のクオリティが非常に高く、軽量でモバイルバッテリーとして活用できる点は大きな魅力です。とてもバランスが取れており、10万円以下で購入できるモバイルタイプのプロジェクターの中では優秀な商品と言えます。
MINLOVE プロジェクター ネイティブ1080Pのデメリット
リーズナブルな価格で購入できるMINLOVE プロジェクター ネイティブ1080Pは、画質と音声の両方で十分に満足感が得られます。ただ商品のレビューを見てみると、音質が悪いという意見も見られます。本機を購入してもしも音声の点で不満を感じた場合には、別途スピーカーを購入するといいでしょう。
室内で映画などを見ているときに、プロジェクター本体からファンの音が聞こえると耳障りに感じる方もいることでしょう。MINLOVE プロジェクター ネイティブ1080Pのデメリットとして、ファンの音が多少するという点が挙げられます。会社の会議などを行う際に、ファンの音が聞こえるとストレスを感じる方もいることでしょう。
また投写された映像が少し暗いという口コミも見られるため、暗めの空間で使用することを想定したプロジェクターと言えます。明るめの空間で使う場合には、できるだけ外部から日光が差し込まないようにするなど工夫が必要です。
BenQ モバイルプロジェクター GV1のデメリット
BenQ モバイルプロジェクター GV1に関する口コミを見ると、解像度の低さをデメリットとして挙げている方がいます。解像度の面では高価格帯の商品に比べると、劣っていると言えます。しかしエントリーモデルとしては十分な画質を誇っており、暗い室内ではきれいな映像を見せてくれます。
また明るさの面では、価格の高い商品と比較すると不利だと言えます。明るい空間だと、映像がぼやけて見えづらく感じてしまうことがあります。また窓の隙間から日光が室内に入ると、見えにくいと感じるかもしれません。暗い空間で使用する分には十分な商品なので、カーテンをしっかりと閉めた上でいつも使うといいでしょう。
スタイリッシュで軽量、またコンパクトサイズというさまざまな魅力を BenQ モバイルプロジェクター GV1は持っています。5万円を切る価格で購入できる商品なので、デメリットは多少あっても価格を超える満足度を持っていると言えます。
FunLogy X-03のデメリット
室内をプラネタリウムにすることができる、とても素敵なFunLogy X-03にもデメリットの部分はあります。口コミでは、本体からのファンの音が気になるというコメントが見られます。ファンの音が多少大きいプロジェクターなので、常時静かな空間で使用する場合には少し気になってしまう方もいることでしょう。ただ映画を視聴する場合には音声も流れるので、ファンの音でストレスを感じる心配はりません。
またリモコンに関して、押しにくいなど品質の点でコメントをしている方もいます。遠くからリモコンを操作すると反応が悪いという意見もあるので、あまり離れた場所からリモコンを押さないようにするといいでしょう。
総評
今回はiPhoneと接続できるプロジェクターの中でも、購入しやすく品質の高いモデルを4点紹介しました。いずれも確実にiPhoneと接続できるので、小さな画面ではなく迫力の大画面で映像を気軽に視聴することが可能です。機能性などは重要ですが、使用する環境についてもしっかりと考えることが大切です。環境に合った商品を選ぶことで、ストレスなく映像を楽しめることでしょう。