初心者にもオススメ！人気のキャンプクッカーを比較

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最近はソロでもファミリーでもゆっくり過ごせるキャンプが人気ですね。キャンプと言えば外で食べるご飯も重要となってきます。キャンプのご飯と一口で言っても、何を持っていけば良いかわからない方も多いはず。そこで今回は初心者にもオススメなキャンプで使えるクッカーを比較していきます。

キャンプクッカーとは

キャンプクッカーとはキャンプ料理の鍋として、または器としても使用できる便利な道具です。素材やサイズ、デザインも多岐に渡り、ソロキャンパーや登山をする方にはコンパクトに収納できるクッカーが、ファミリーキャンパーには大人数で使用できるクッカーが人気です。

またクッカーに使用されている素材は「アルミ」、「ステンレス」、「チタン」の3種類が一般的です。素材によって「熱伝導率」や「重さ」が違うので、行いたいキャンプスタイルによって選びましょう。

【アルミ】

メリット：軽量・安価・熱伝導率が高い為、時短調理向き。

デメリット：保温性が低く冷めるのが早い・耐久性が低い。

【ステンレス】

メリット：保温性が高い。耐久性が高い。熱伝導性も高く、煮込み料理などにオススメ。

デメリット：重量がある。錆びにくいが定期的なメンテナンスが必要。

【チタン】

メリット：耐久性が高い。とても軽量。熱伝導率が低い為、じっくり調理向き。

デメリット：高価である。

どの素材にも長所と短所があり、アルミやチタンなどは軽いこともあって、荷物を軽量化したいソロキャンパーに人気で、ステンレスはその保温性を活かして料理に活用する方も多いです。

またクッカーはスタッキングできるものが多く、何個も重ねて収納でき、中には鍋だけではなく、ケトルや食器まで収納できるクッカーもあります。

初心者にもオススメのキャンプクッカーの紹介

まずは初心者にも使いやすいキャンプクッカーをいくつか紹介していきます。

コールマン　パックアウェイソロクッカーセット

コールマンはアメリカ発祥のキャンプグッズブランドで、赤地に白い文字で、ランプのマークと言えば、最近では至るところで見かけることも多くなってきています。そんなコールマンから発売されているクッカーセットの中でもこのパックアウェイソロクッカーセットは初心者＆ソロキャンパーにオススメのアイテムです。

このパックアウェイソロクッカーセットは鍋とフライパンがセットになったアイテムで、鍋は深型なのでラーメンなどを作るのにも向いており、カップは飲み物を飲むだけではなく、焼いたり炒めたりするのにも向いています。

またアルミなので、初心者でも扱いやすく、軽量なのが特徴的です。

仕様は以下のとおりです。

■本体サイズ

ポット：約φ12.5×10（h）cm

カップ：約φ12×5（h）cm

■その他のサイズ

収納時サイズ：約φ12.5×15（h）cm

■重量

約250g

■容量

ポット：900ml

カップ：400ml

■材質

アルミニウム（ノンスティック加工）、シリコン、ステンレス（ハンドル）

■付属品

メッシュポーチ

■価格

メーカー希望小売価格：5,980円（税込）

引用：https://ec.coleman.co.jp/item/2000012957.html

キャプテンスタッグ　ラグナステンレスクッカーMセット

キャプテンスタッグは日本のアウトドア用品総合ブランドで、今では鹿のロゴがトレードマークとなっています。

キャプテンスタッグのラグナステンレスクッカーMセットは持ち手のついた深型の鍋と、ぶら下げたりができる上側の持ち手がついた深型の鍋と、フライパンの3点がセットになったアイテム。鍋にはそれぞれ蓋がついてくるのでお湯を沸かすのにも最適です。またフライパンの取っ手が取り外せ、大鍋の中に全てを収納できる為、かなりコンパクトにできます。

仕様は以下のとおりです。

■本体サイズ

フライパン20cm：（約）外径20cm×高さ3.5cm、底板厚0.5mm

16cm鍋：（約）外径17cm×高さ10cm、底板厚0.4mm

18cm鍋：（約）外径19cm×高さ11.5cm、底板厚0.4mm

■その他のサイズ

収納時サイズ：（約）外径20cm×高さ13cm

■重量

約1.4kg

■容量

16cm鍋：2L

18cm鍋：3.1L

■材質

本体・ふた・取っ手：ステンレス鋼

■付属品

収納バック

■価格

メーカー希望小売価格：7,500円（税込）

引用：https://www.captainstag.net/products/M-5530.html

スノーピーク　チタンパーソナルクッカーセット

最後にスノーピークのクッカーです。スノーピークは自動車を使ったオートキャンプ製品を中心にハイエンド（最高級）なアウトドア製品を展開するアウトドアブランドです。このチタンパーソナルクッカーセットは高さの違う鍋が2種と、大きさの違うフライパンが2種セットになったクッカーで、先程の2種とは違って鍋が少し浅型なので調理がしやすく、また食器としての流用がしやすいのが特徴です。収納時はフライパンを鍋に被せる形になるのですが、調理時もフライパンは鍋の蓋としても使うことができるので、収納だけでなく機能としても申し分ないです。

仕様は以下のとおりです。

■本体サイズ

クッカーL：φ150×72mm

クッカーS：φ128×69mm

フタL：φ155×32mm

フタS：φ134×30mm

■その他のサイズ

収納時サイズ：φ155×100mm

■重量

330g

■容量

クッカーL：1,000ml

クッカーS：780ml

フタL：500ml

フタS：350ml

■材質

チタニウム

■付属品

収納バック

■価格

メーカー希望小売価格：8,690円（税込）

引用：https://ec.snowpeak.co.jp/snowpeak/ja/

キャンプクッカーの性能比較

 

では、それぞれの性能を比較してみましょう。

	パックアウェイソロクッカーセット	ラグナステンレスクッカーMセット	チタンパーソナルクッカーセット
メーカー	コールマン	キャプテンスタッグ	スノーピーク
サイズ	ポット：約φ12.5×10（h）cm カップ：約φ12×5（h）cm	フライパン20cm：（約）外径20cm×高さ3.5cm、底板厚0.5mm 16cm鍋：（約）外径17cm×高さ10cm、底板厚0.4mm 18cm鍋：（約）外径19cm×高さ11.5cm、底板厚0.4mm	クッカーL：φ150×72mm クッカーS：φ128×69mm フタL：φ155×32mm フタS：φ134×30mm
重量	約250g	約1.4kg	330g
材料	アルミニウム（ノンスティック加工）、シリコン、ステンレス（ハンドル）	本体・ふた・取っ手：ステンレス鋼	チタニウム
価格	メーカー希望小売価格：5,980円（税込）	メーカー希望小売価格：7,500円（税込）	メーカー希望小売価格：8,690円（税込）

重量

キャンプアイテムにとって重量は重要なポイントになってくるのではないでしょうか。ソロキャンパーだと持てるアイテムに限りがあり、そして登山などの場合は持っていく荷物が登山者への負担になります。また調理時においても、鍋やフライパンが重いと調理がし辛かったり、特に女性の方は重いものを持つのが大変かと思います。3種を比較するとコールマンのパックアウェイソロクッカーセットが数値的に一番軽いのですが、こちらは2点セットで、代わってスノーピークのチタンパーソナルクッカーセットは4点セットながら330gとなっており超軽量なのがわかります。

素材

コールマンのパックアウェイソロクッカーセットはアルミニウムなので、初心者でも扱いやすく、また調理の際に火が通りやすいので、お肉を焼いたり、お湯を沸かしたり、とキャンプの醍醐味を味わいやすい性質があります。キャプテンスタッグのラグナステンレスクッカーMセットは本体・ふた・取っ手とすべてにおいてステンレス鋼でできている為、重量はあるものの、錆びと熱に強いので料理に向いていることと、お手入れが比較的楽というメリットがあります。スノーピークのチタンパーソナルクッカーセットはチタンなので火が少し通りにくいというデメリットがあるものの、じっくりと煮込んだりすることに向いている為、ゆっくりたき火を眺めながら調理したり温めたりすることに長けています。また金属臭がしにくいことがチタン素材の特徴です。素材だけで考慮するとステンレスやアルミが使いやすいと言えそうです。

セット内容

コールマンのパックアウェイソロクッカーセットはポットとカップの2点セットで、キャプテンスタッグのラグナステンレスクッカーMセットはフライパン1点と鍋2種の3点セット、スノーピークのチタンパーソナルクッカーセットはフライパン2種と鍋2種の4点セットとなっており、コールマンのクッカーはソロ向きで最小限しか持ちたくないといった方や、初心者の方、デイキャンプ等でラーメンを作って食べたり、ゆっくりお茶やコーヒーを楽しみたいといった方にライトユーザーや、サブクッカーとして使用される場合も多いと思われます。キャプテンスタッグとスノーピークのクッカーに関してはフライパンがついているので、調理向きと言えるでしょう。キャンプで調理をしているとフライパンや器、鍋などが意外と必要になってくることがあり、例えばお湯を沸かしながら調理して、調理したものを一度別のところに置いておくといった状況になったりもするので調理器具を兼任した器などがあるととても重宝します。どういったキャンプをするかで選ぶのも一つだと思います。

価格

コールマンのパックアウェイソロクッカーセットは5,980円（税込）と中でも一番安価で、初めての方でも比較的手を出しやすい価格です。やはりスノーピークのチタンパーソナルクッカーセットは一番高く8,690円（税込）となっております。チタンが高価になってしまうのは素材として需要が多いながら供給が少なく、また軽くて強く、金属アレルギーを起こしにくいことが特徴なので、他のアルミやステンレスのものと比較するとどうしても高価になってしまうようです。初心者にも手を出しやすいとなると、やはりアルミのパックアウェイソロクッカーセットでしょう。

性能面で比較をしてみると、調理を優先に考慮した場合はキャプテンスタッグのラグナステンレスクッカーMセット、重量を考慮した場合はコールマンのパックアウェイソロクッカーセットかスノーピークのチタンパーソナルクッカーセット、価格を考慮した場合はコールマンのパックアウェイソロクッカーセットとなるでしょう。

しかし用途によって大きく変わってくるので、どういったキャンプに使用するかで選ぶことが重要なポイントとなります。

総評

 

これまでキャンプクッカーを比較してきましたが、それぞれに特徴が違う為、使用する方のキャンプの状況によって選んだ方が良いクッカーが違うことがわかりました。簡単にまとめると、

初心者向け：コールマンのパックアウェイソロクッカーセット

調理をしっかり派：キャプテンスタッグのラグナステンレスクッカーMセット

軽量化したい派：スノーピークのチタンパーソナルクッカーセット

上記のような選び方をしてみるのも一つの手だと思います。

初心者の方はまず道具を使い慣れることが一番だと思うので、自分の気に入った特徴やデザインで選んでドンドン使い込んでいきましょう。