新型のスイッチ有機ELモデルは買うべき?旧型やニンテンドースイッチライトと徹底比較!

 上からみたニンテンドースイッチ(旧型)

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有機ELディスプレイを搭載した新型ニンテンドースイッチが2021年10月8日に発売されてから、旧型とニンテンドースイッチライトと新型どれが良いか悩むという方も多いはず。
本記事では、新型ニンテンドースイッチ有機ELモデルの特徴を紹介しながら、旧型やニンテンドースイッチライトと比較して、どのモデルがおすすめかを紹介していきます。

新型ニンテンドースイッチ有機ELモデルの特徴

ここからは新型ニンテンドースイッチ有機ELモデルの特徴を6つ紹介していきます。

①色鮮やかな有機ELディスプレイ

正面から写したニンテンドースイッチ有機ELモデル
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旧型のニンテンドースイッチは、画面全体をバックライトで照らすディスプレイだったため、色が混ざりやすく画質はややぼんやりとした色合いでした。
一方新型のニンテンドースイッチ有機ELモデルは、ディスプレイを構成するピクセルひとつひとつが自ら発光するので、色が混ざり合うことがないことから、色鮮やかな映像を楽しむことができます。
ただし、画面の明るさ設定で輝度を極端に上げた状態で同じ画像を長時間表示し続けると、表示がかすかに残って見える「焼き付き」という現象が生じる可能性があるので要注意です。

②ディスプレイサイズが拡大

上からみた新型ニンテンドースイッチ

新型のニンテンドースイッチ有機ELモデルは縁(ベゼル)がスリムになったので、表示されるディスプレイサイズが7.0インチに拡大されました。
普段から携帯モードやテーブルモードでプレイすることが多い方には大きなメリットです。

③カバー範囲が拡大&好みの角度で固定可能な背面スタンド

ニンテンドースイッチ有機ELモデルの背面をうつした画像

旧型のニンテンドースイッチは背面スタンドの幅が小さい上、角度の調整はできませんでしたが、今回の新型ニンテンドースイッチ有機ELモデルは、背面スタンドの幅が画面サイズとほぼ同じ幅になっていて、角度も好きなところで固定することができるフリーストップ式を採用しているので、プレイ環境に合わせた角度に調整することができるようになりました。

斜め上からみた旧型ニンテンドースイッチ


旧型のニンテンドースイッチの背面スタンドがわかる画像はこちら。
画像の通りスタンドの幅がとても小さくて片側しかついていないため、別売りの本体カバーをつけたり、カーペットなど柔らかい素材の上に置くと安定せず倒れてしまうデメリットがありました。

④ドックの背面に有線LANが追加

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大乱闘スマッシュブラザーズやニンテンドースイッチオンライン+追加パックなど、オンラインプレイがだいぶ充実してきた中で、有線LAN接続でより高速かつ安定した環境でオンラインプレイをしたいというニーズに応えて、新型ドックに有線LANが搭載されました。
有線LANは100均一でも用意できるので、オンラインプレイをじっくりと楽しみたい方には嬉しい特徴です。

⑤本体保存メモリーが2倍の64GBに

背面からみた複数のメモリーカード

スクリーンショットや動画、ダウンロード版のゲームソフトを購入した時などに使う容量が2倍にパワーアップ。
普段からダウンロード版を購入する方はmicroSDカードが必要になりますが、パーティーゲームだけダウンロード版にして、RPGなどはパッケージ版を買うといった方は本体保存メモリーだけで十分な可能性が高いので、microSDカード分の費用を抑えることができるメリットがあります。

⑥スピーカーが進化

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これまでのモデルは開放型スピーカーだったのに対して、新型ニンテンドースイッチ有機ELモデルは音質や音圧を上げることができる密閉型スピーカーを搭載しているので、携帯モードやテーブルモードでプレイしている時は、更にクリアなサウンドを楽しむことが可能になりました。
ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドあたりを新型ニンテンドースイッチ有機ELモデルでプレイすれば、美しい映像とクリアなサウンドでより濃密な没入感を得ることができます。

全てのニンテンドースイッチを徹底比較!

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ニンテンドースイッチライトとの違いはJoy-Conとドックを見れば大枠はわかりますが、実際に長期間使い続けた時の違いや、旧型と新型のニンテンドースイッチの価格差に見合うメリットなどはプレイしたことがない場合、想像がつきにくいと思います。
ここでは自分のプレイスタイルや予算に合うニンテンドースイッチを選べるように、細かい違いを解説していきます。

①プレイモードの違いについて

 

ニンテンドースイッチのプレイモードの違いを説明している画像
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プレイモードは以下の通り3つあります。

  1. TVモード・・・大画面で綺麗な映像を楽しみたい方やパーティーゲームをプレイするときに使用
  2. テーブルモード・・・外出先やテレビのない空間で少人数でゲームを楽しみたいときに使用
  3. 携帯モード・・・好きな場所で一人でじっくりとゲームを楽しみたいときに使用


基本的に旧型と新型ニンテンドースイッチはどのプレイスタイルも選択することが可能になっています。
一方、ニンテンドースイッチライトは一人で快適にプレイできるスタイルに特化しているため、TVモードやテーブルモードでのプレイができません。  

②遊べるソフトについて

ニンテンドースイッチのソフトの対応表

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上述にて記載の通り、ニンテンドースイッチライトは一人でプレイするスタイルに特化しているので、基本的には携帯モード非対応のソフトはプレイできません。
また、ゼルダの伝説スカイウォードソードHDのようなモーション操作がメインだけどボタンオンリー操作に切り替えることもできる一人用ゲームは、一見ニンテンドースイッチライトと相性が良いように感じますが、Joy-Conが切り離せないことからモーション操作ができないため、一人用ゲームでも旧型や新型ニンテンドースイッチと比較すると、かえってプレイしづらくなってしまうケースもあります。

ニンテンドースイッチを選ぶ際は、皆と遊ぶか一人で遊ぶかだけでなく、どのゲームを遊ぶのかある程度目星がつけられると、より自分に合うニンテンドースイッチを選択することができるでしょう。

③Joy-Conについて

Joy-Conは旧型と新型のニンテンドースイッチには1セット付属されており、
ニンテンドースイッチライトは本体一体型となっているため、付属されておりません。

更にニンテンドースイッチライトの場合は、ニンテンドーゲームキューブのコントローラーが非対応であったり、Joy-Conハンドルを使いたい場合は、ニンテンドースイッチライトで使う出番がほとんどないJoy-Conを別途用意しないといけないデメリットもあるので要注意です。

④ニンテンドースイッチドックの比較

ニンテンドースイッチドックはニンテンドースイッチライトには付属しておらず、旧型は上記画像の左側、新型は右側のドックがそれぞれ付属しています。
旧型と新型を比較すると以下の通り違いがあります。

  1. 旧型と比べて新型は角が丸くなっているので、収納するとき角が引っかからなくて便利
  2. 底面部分は旧型の場合4つの角にゴム足がついていたが、新型はほぼ全面にゴムマットがついているので、安定性が大幅にアップ
  3. 背面部分は新型の場合フタが取れるようになったので、ケーブルの配線を綺麗にまとめることができるようになった
  4. 旧型にあったUSB Type-A端子が廃止された代わりにLAN端子が搭載

最大のメリットは4番目のLAN端子の追加。
旧型でも別途変換アダプターを用意すれば有線LANを使用することができますが、新型の場合は変換アダプターを用意せず直接有線LANをさせるので、ケーブルを整理するのが苦手な方や、変換アダプターなどがよくわからない方は新型のニンテンドースイッチドックの方が便利でしょう。

⑤カラーバリエーションの比較

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本体とセットの基本カラーバリエーションは比較してみると以下の通り。

カラー  旧型 新型 スイッチライト
ネオンブルー・ネオンレッド ×
ホワイト
×
×
イエロー × ×
グレー ×
ターコイズ × ×
コーラル × ×
ブルー × ×

旧型のニンテンドースイッチの場合は、上記基本パターンに加えてあつまれどうぶつの森セットなど限定モデルが販売されるケースがあったり、Joy-Conのみであればもっとカラーバリエーションが豊富なので好きにカスタマイズすることが可能です。
友達とJoy-Conの色がかぶると区別がつきにくくて嫌な方や、自分好みのカラーで統一したいと考えている方は上記を参考にしてみてください。

⑥本体保存メモリーの比較

 

本体保存メモリーは新型ニンテンドースイッチであれば64GB、旧型とスイッチライトは32GBとなっています。
新型ニンテンドースイッチの特徴でも紹介した通り、本体保存メモリーで事が足りれば、別途MicroSDカードを用意する必要がないというメリットがありますが、ソフトの起動時間やダウンロード版をインストールする時間に関しては、本体保存メモリーが一番早いので、わずかな起動時間やインストール時間でも短縮したいという方は、新型ニンテンドースイッチが最も相性が良いでしょう。

⑦サイズや重さ、バッテリー持続時間の比較

 

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サイズや重さ、バッテリー持続時間の比較は以下の通りです。

項目  新型 旧型 スイッチライト
102mm 102mm 91.1mm
242mm 239mm 208mm
厚さ 13.9mm 13.9mm 13.9mm
重さ※Joy-Con付 約420g 約398g 約275g
画面 7.0インチ 6.2インチ 5.5インチ
バッテリー持続時間 4.5-9.0時間
4.5-9.0時間
3.0-7.0時間


新型だとバッテリー持続時間が長そう、旧型とスイッチライトの画面サイズやバッテリー持続時間は同じと思っている方が多いですが、実際に比較するとバッテリーは新型も旧型も同じ持続時間だったり、旧型とスイッチライトの画面サイズとバッテリー持続時間は全く異なります。

一人でゲームしかしない場合はスイッチライトが良いかというと、寝転がりながらプレイする事が圧倒的に多かったり、充電しながらプレイできる環境があればスイッチライトがおすすめですが、2時間位プレイしたら休憩する方や手首が疲れたらTVモードでやるという方であれば、新型のニンテンドースイッチの方がバッテリー持続時間が長く、画面サイズも大きいというメリットがあります。

また、昔からゲームをよくされる方の場合、画質の良し悪しや起動時間の速さの大事さなどはある程度理解しているケースが多く、例えばゼルダの伝説ブレスオブザワイルドはTVモードで高画質かつ美しいサウンドで没入感を得たいとこだわる方もいるので、こだわる場合はスイッチライトより新型のニンテンドースイッチの方がおすすめです。

旧型のニンテンドースイッチのメリットは、新型に比べて安い事とサイズが小さいという点になるので、外出先で大勢と遊ぶことが多い方や、子供にゲームを買い与えようとする場合は、まだお子様が画質やソフトの起動時間の長さへのこだわりを持っているケースは少なく、プレイスタイル自体は一人でプレイする事もあれば家族や友達と一緒に遊ぶことが多いので、この場合は持ち運びしやすい&価格を抑えられる旧型のニンテンドースイッチがおすすめになります。 

結局どのモデルがおすすめ?



それぞれの特徴を細かく紹介していきましたが、結局どれにしようか悩んでいるという方向けに、これまで紹介してきた内容やflariiに寄せられるレビューなどもふまえて、どれがおすすめか簡潔に紹介していきます。

シチュエーション どれがおすすめ? おすすめポイント 
友人や家族と遊ぶ時だけ使いたい 旧型 友人や家族と遊ぶだけであれば新型まで必要なし。旧型を選んで費用を抑えましょう。
一人用で長時間続けて遊びたい、ボタンアクションに自信がある スイッチライト 旧型や新型で数時間続けて遊ぶと手首を痛めたり肩こりにも繋がるので、あつ森やオクトパストラベラーなどTVモードを使わず数時間一人で遊ぶと決めているならスイッチライトがおすすめです。
子供に買い与えたい 旧型 長続きするかわからず、家庭がある方はとにかく費用を抑えたいと考える方が多いはず。まずは旧型で様子を見るのがおすすめ。
ダウンロード時間やロード時間が長いとイライラする 新型 数秒早いだけでも格段に快適なので、本体メモリーが多い新型がおすすめです。
やりたいゲームはあるけど、やり終わったらしばらくやらないかもと悩んでいる 旧型 悩んでいる内容が画質や音質、メモリーなどではない場合は、費用を抑えられる旧型がおすすめです。
ゼルダの伝説やアルセウスを見てプレイしたくなった 新型・旧型 CMを見て広大で美しいフィールドに魅入られてプレイしてみたいと思った方が多いはず。そんな方は没入感を得られやすい高画質&高音質な新型の方がより感動を得られるでしょう。最初から画質や音質に興味ないと思っている方は旧型でも十分です。
買うなら新しいものが良い 新型 画質や音質、メモリーなど様々な部分がグレードアップしているので、費用が気にならない方は新型で間違いないです。

新型ニンテンドースイッチ有機ELモデルの仕様

最後に新型ニンテンドースイッチ有機ELモデルの仕様を記載します。

サイズ
縦102mm×横242mm×厚さ13.9mm(Joy-Con取り付け時※)

※アナログスティック先端からZL/ZR突起部分までの最大の厚さは28.4mm

質量
約320g
(Joy-Con取り付け時:約420g)
画面
静電容量方式タッチスクリーン/7.0インチ 有機ELディスプレイ/1280×720ピクセル
CPU/GPU
NVIDIA社製 カスタマイズされたTegraプロセッサー
本体保存メモリー
64GB

※データを保存できる容量はシステム領域を除いた容量になります。

通信機能
無線LAN(IEEE 802.11 a/b/g/n/ac準拠)/Bluetooth 4.1
(TVモード時のみ、有線LAN接続も可能)
映像出力
最大 1920×1080ピクセル60fps

※TVモード時にHDMIケーブル経由で出力
テーブルモード・携帯モードでは画面解像度に従い最大1280×720ピクセルになります。

音声出力
リニアPCM 5.1ch対応
TVモード時にHDMIケーブル経由で出力
スピーカー
ステレオ
ボタン
電源ボタン/音量ボタン
USB端子
USB Type-C™端子
本体の充電やNintendo Switchドックとの接続に使用
ヘッドホン
マイク端子
3.5mmの4極ステレオミニプラグ(CTIA規格)

※すべての製品について、任天堂が動作を保証するものではありません。

ゲームカード
スロット
Nintendo Switchソフトのゲームカード専用
microSD
カードスロット
microSD/microSDHC/microSDXCメモリーカード対応

※microSDXCメモリーカードを使用するには、インターネットに接続して本体更新が必要です。

センサー
加速度センサー/ジャイロセンサー/明るさセンサー
動作環境
温度:5~35℃/湿度:20~80%
内蔵バッテリー
リチウムイオンバッテリー/電池容量 4310mAh

※内蔵バッテリーの取り外しはできません。交換が必要な場合は、
任天堂サービスセンター(オンライン修理受付)で有償にて交換させていただきます。

バッテリー
持続時間
約4.5~9.0時間

※遊ぶソフトによって、持続時間が変わります。 例えば『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』では約5.5時間です。

※目安の時間です。使用状況によって、短くなることがあります。

消費電力
TVモード
ゲームプレイ時:約6W
映像再生時:約5W
メニュー表示時:約3W
スリープ時※1:約0.3W
スリープ時※2:約2.2W
電源OFF時:約0.3W
携帯モード・テーブルモード
ゲームプレイ時:約4W
映像再生時:約3W
メニュー表示時:約2W
スリープ時※1:約0.03W
電源OFF時:0.01W未満

※1 本体設定の「有線インターネット接続の維持」をOFFに設定した状態
※2 本体設定の「有線インターネット接続の維持」をONに設定した状態
※消費電力はソフトや使用状況によって異なります。

充電時間
約3時間

※本体をスリープして充電したときの時間です。

総評

新型ニンテンドースイッチ有機ELの詳細と、旧型やスイッチライトとの比較をしながらご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
費用を気にしない場合は新型ニンテンドースイッチ有機ELが圧倒的におすすめですが、費用を抑えられる旧型も手首が痛くなりにくいスイッチライトも魅力的のはず。
flariiでは新型ニンテンドースイッチ有機ELから旧型、スイッチライトもレンタルすることが可能なので、新型と旧型の違いを実感してみたい方や、全部一度使って納得してから購入してみたい!という方は一度レンタルをして体験してみるのもおすすめです。
本記事をきっかけに、是非自分に合うニンテンドースイッチを購入してみてください。

正面からみたニンテンドースイッチ3台