キャンプでも!直火で人気のホットサンドメーカーを比較

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キャンプご飯の定番といえば、ホットサンド。近年そのホットサンドを手軽に作ることができるホットサンドメーカーが注目を集めています。ひとりでキャンプを楽しむ「ソロキャンプ」人口が増えたことや、ホットサンドメーカーを活用したレシピ本が発売されたことで、やってみたいと思う方も多いはず。そこで今回は、キャンプで使えるホットサンドメーカーを比較していきます。


ホットサンドメーカーとは

ホットサンドメーカーは、食パンと具材を入れて挟むだけで手軽にホットサンドを作ることができる調理器具です。大きく分けて直火式と電気式の2種類があり、それぞれメリットやデメリットが存在します。


直火式はガス火・直火で直接焼くもので、IH等には対応していない場合が多いです。火を使う分調理にかかる時間が短く、火が通りやすいのが特徴的です。また、汚れても水洗いができたり、価格帯がリーズナブルであったりと、挑戦しやすいものになっています。


電気式は電気を使って加熱するもので、タイマー機能がついていたり、生焼け・焦げ付きを防ぐ工夫がされているものが多いです。一方で予熱が必要だったり、サクサク感が直火に比べて薄かったりとデメリットもあります。


キャンプでは常に電源を確保できるわけではないため、直火式がおすすめです。そのためここでは、直火式ホットサンドメーカーを比較していきます。



直火式ホットサンドメーカーの紹介

まずは比較するホットサンドメーカーのスペックをそれぞれ見ていきましょう。


ホットサンドメーカー GHS-S

GHS-Sは、アイリスオーヤマから発売されている直火式ホットサンドメーカーです。アイリスオーヤマは、良質な家電をリーズナブルな価格で提供する日本のメーカーとなっていて、公式サイトでもGHS-Sは3千円以下で手に入る手軽さとなっています。

また、GHS-SはAmazonの直火式ホットサンド・ワッフルメーカーランキングでも堂々の1位を獲得しており、口コミ数も最も多い人気商品です。

特徴的なのは、「具がたくさん入る」という点。ホットサンドメーカーにありがちな「具材が溢れる」という不満に応えた製品となっています。

基本スペックは以下のとおりです。


■サイズ:幅15.9×奥行39×高さ4.9cm(約)

■重量:約720g

■材質:本体 アルミニウム合金、取っ手 フェノール樹脂(耐熱温度150度)

■熱源:直火対応 ※IH、オーブン、電子レンジ使用不可

■価格:3000円以下

 

あつほかダイニング ホットサンドパン/ワイドサンドパン

ホットサンドパンは、和平フレイズから発売されているホットサンドメーカーです。あまり聞いたことのないメーカーですが、調理用品を中心とした生活用品を製造する新潟の会社です。直火タイプ、直火・IHタイプ、ワイドタイプの3展開がされています。

特にワイドサンドパンは、ホットサンドメーカーの流行の火付け役にもなった、アウトドア系Vtuber(バーチャルユーチューバー)のリロ氏がおすすめしている商品にもなっています。食パン以外にもホットケーキや肉や餃子など様々なものを焼く事もできます。

基本スペックは以下のとおりです。


〈ホットサンドパン〉

■サイズ:幅15.2×奥行35.2×高さ3.2cm(約)

■重量:約402g

■材質:本体 アルミニウム合金、取っ手 シリコン樹脂塗装

■熱源:直火対応 ※IH、オーブン、電子レンジ使用不可

■価格:2000円以下


〈ワイドサンドパン〉

■サイズ:幅20×奥行38.5×高さ4cm(約)

■重量:約710g

■材質:本体 アルミニウム合金、取っ手 シリコン樹脂塗装

■熱源:直火対応 ※IH、オーブン、電子レンジ使用不可

■価格:3000円以下


コールマン ホットサンドイッチクッカー

最後にコールマンのホットサンドメーカーです。コールマンはアウトドアやキャンプ用品を専門に取り扱っているアメリカの大手有名メーカー。しっかりとロゴマークであるランタンの刻印もつきますので、本格的なアウトドア気分を楽しめます。

さらに、内部が斜めに仕切られているので、三角形のホットサンドを作ることができます。

基本スペックは以下のとおりです。

■サイズ:幅13.5×奥行40×高さ3.8cm(約)

■重量:約550g

■材質:本体 アルミニウム合金、取っ手 スチール、ウッド

■熱源:直火対応 ※IH、オーブン、電子レンジ使用不可

■価格:3000円以下


ホットサンドメーカーの性能比較

では、それぞれの性能を比較してみましょう。

GHS-S

ホットサンドパン

ワイドサンドパン

ホットサンドイッチクッカー

メーカー

アイリスオーヤマ

和平フレイズ

和平フレイズ

コールマン

サイズ

幅15.9×奥行39×高さ4.9cm(約)

幅15.2×奥行35.2×高さ3.2cm(約)

幅20×奥行38.5×高さ4cm(約)

幅13.5×奥行40×高さ3.8cm(約)

重量

約720g

約402g

約710g

約550g

材料

本体:アルミニウム合金

取っ手:フェノール樹脂
(耐熱温度150度)

本体:アルミニウム合金

取っ手:シリコン樹脂塗装

本体:アルミニウム合金

取っ手:シリコン樹脂塗装

本体:アルミニウム合金

取っ手:スチール、ウッド

対応

直火

直火

直火

直火

価格

3000円以下

2000円以下

3000円以下

3000円以下


サイズ

ホットサンドの具材をたくさん入れたい方や食パン以外の食品を焼いてみたい方にとっては、サイズはなによりも重要なポイントです。参考までに市販の食パンのサイズを見てみると、四方の平均が約12.5cmとなっています。ホットサンドメーカーの多くは食パンが入るサイズとなっていますが、調理したい食品に合わせて、チェックしていきましょう。


ホットサンドメーカーを比較してみると、最も幅が広いのは和平フレイズのワイドサンドパンとなっています。そのため、ホットサンド以外の用途としても使用可能。肉や餃子、ハンバーガー等のほかの食品を入れても焼くことができるので、食パン以外の食品も焼きたい方にはおすすめです。

高さに重点を置いて見てみると、アイリスオーヤマのGHS-Sが最も高い造りとなっています。そのため、食パンの間に具材をたくさんいれても溢れにくいです。ホットサンドで使う食パンは薄切りの10枚切りから厚切りの6枚切りまでが定番となっていますが、アイリスオーヤマ製では厚い6枚切りでもしっかりとサンドすることが可能となっています。


重さ

重さで比較すると、700g台のホットサンドメーカーが和平フレイズのワイドサンドパンとアイリスオーヤマのGHS-Sになっています。比較的軽いものが和平フレイズのホットサンドパンとコールマンのホットサンドイッチクッカーです。サイズが大きくなるにつれて重量は増す傾向にあるので、ワイドサンドパンとGHS-Sが重いのも納得でしょう。

重たいホットサンドメーカーだと片手でひっくり返すのが難しいこともあるため、初心者は軽いものがおすすめです。特にキャンプだとほかの荷物もありますから、なるべく軽いものの方が持ち運びの面で優れています。


対応している熱源

キャンプや野外での使用に適したホットサンドメーカーなので、どれも直火・ガス火に対応しています。屋内だとガスコンロがあれば使用することが可能です。

どの商品もIH、オーブン、電子レンジ等では使用ができませんが、和平フレイズのホットサンドパンであれば、同シリーズでIH・ガス火対応のものが発売されています。

キャンプだけでなく屋内での利用することも考えてみると、使用用途が広いのは和平フレイズ製となっています。


性能面で比較をしてみると、サイズが大きく食パン以外にも幅広く使えるワイドサンドパンが優秀となっています。しかし重量があるため、手軽さや価格等も考えるとコスパが良いのはホットサンドパンかホットサンドイッチクッカーでしょう。


ホットサンドメーカーの機能比較

次に、それぞれのホットサンドメーカーの機能を比較してみましょう。


GHS-S

ホットサンドパン

ワイドサンドパン

ホットサンドイッチクッカー

メーカー

アイリスオーヤマ

和平フレイズ

和平フレイズ

コールマン

形状

シングル

焼き目付き

シングル

焼き目付き

シングル

フラット

ダブル(三角形)

焼き目付き

内側プレス

あり

なし

なし

あり

分離可能

可能

可能

可能

可能


形状

直火式のホットサンドメーカーには、1枚のパンをそのまま挟むシングル焼きと1枚のパンを2分割できるダブル焼きがあります。

比較してみると、ホットサンドイッチクッカー以外はすべてシングル焼きとなっているので、自分でカットする必要があります。ダブル焼きであればお店で出てくるようなホットサンドを2つ作ることができるので、見た目も綺麗に仕上げたい方にはおすすめです。

また、プレートには焼き目が付いているタイプとフラットなタイプがあります。焼き目付きの3つはデザイン面で綺麗に見えますが、食パン以外のものを焼く時に油が溜まってしまったり、汚れが落としにくい等のデメリットもあります。

形状面では、ホットサンドを作りたい場合は「ホットサンドイッチクッカー」、それ以外の調理にも使いたい場合は「ワイドサンドパン」が優れているでしょう。


内側プレスの有無

内側プレスというのは、プレートの内側にプレス用の枠がついている製品です。GHS-Sとホットサンドイッチクッカーだとこれがついているため、パン同士をぴったりと密着させることができます。内側プレスがあるとホットサンドの中身がはみ出しにくくなるメリットや、サクサクのパン耳を楽しめるメリットがあります。

特に高さもあるGHS-Sではカレーなどを入れてカレーパンのようにすることも可能。口コミでもこの点がかなり評価されていて、パン耳を押さえることで具がでないから良いという声が数多く見受けられます。


手入れ

どの商品も上蓋を取り外すことができるので、調理した食品の取り出しや手入れがしやすい構造となっています。水洗いできるので、外でも使用後はすぐに洗うことができます。さらにグリルパンとしても使用可能なため、ちょっとした調理にも使えるものとなっています。


機能でみてみると、アイリスオーヤマのGHS-Sやホットサンドイッチクッカーの方がホットサンド作りでは優秀となっています。手入れや取り外しの面で大きな違いはありませんが、内側プレス機能や形状をみると食パンを焼くことに優れているのが分かります。

 

総評

ホットサンドメーカーを比較してきましたが、それぞれ特徴があり、使用用途によって優れているホットサンドメーカーが違うという結果に辿り着きました。

比較結果からおすすめのホットサンドメーカーをまとめてみたので、参考にしてみてください。


初心者向け:アイリスオーヤマ「GHS-S」、和平フレイズ「ホットサンドパン」

食パンをよく使う:アイリスオーヤマ「GHS-S」、コールマン「ホットサンドイッチクッカー」

食パン以外の調理にも使う:和平フレイズ「ホットサンドパン」、和平フレイズ「ワイドサンドパン」


ホットサンドメーカー初心者は、まずは定番のホットサンドを作ることを想定して、使いやすさ重視で選んでみましょう。お気に入りのホットサンドメーカーが見つかれば、キャンプの楽しみが1つ増えるはずです。